ソニーが人体通信システムおよび通信デバイスの特許出願。

Date
2007-01-07 (日)
Category
ハードウェア | ハードウェア

ヘッドフォンのコードに取って代わるのはBluetoothでも赤外線でもなく、「人体」かも しれない。

ITMedia-音楽も人体通信で-

正直、人を音楽伝送用の通信路として使用する。 なんて発想は微塵も浮かばなかった私にとってこのニュースは驚き以外の何ものでもなかった。

 

ソニーは人体通信に関しての研究所展を2005年の7月に開催していたが、そこまで興味を持つ事がなかった。 セキュリティキーとしての利用が主になるだろうと予想していた事もあって、この展開は予想外だったからだ。

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斬新かつ、未来を意識させるようなこの伝送方法だが、個人的に心配が一つだけある。

 

健康に影響はないのだろうか?

 

 

現在は、「ATRAC3plusのデータを48Kbpsで伝送する」とあるように、 そこまで人体に害がありそうな数値であるとは思えないが、今後改良していけば数十Mbpsクラスの伝送が可能となる事も予想される事から、 健康被害はないのかと心配になってしまう。

 

しかし、消費電力も少なく他の通信システムとの干渉もないこの画期的な伝送技術は今後多くのことに利用できそうで楽しそうだ。

 

これは例え話だが、音楽の新しいコミュニケーションの方法として活用できるかも知れない。その音楽ちょっと聴かせてくれない? と相手と手をつなげば相手が聴いている曲を聴ける。

 

そんな新しいコミュニケーションスタイルが出来上がるんじゃないだろうか。

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もちろん。音量を最大にしてスピーカっぽくすりゃ聞こえんだろ。なんて夢のない話をしてはならない・・・

 

 

追記となるが、この人体通信は

NTT・ソニー・松下電器・米IBM等で開発が進められており、

2005年2月にはNTTが10Mbpsの伝送に成功しているとの事。

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