Thinkpad X200 シリーズ のマニアックな修理話。 液晶のバックライトがつかない編

今回は非常にマニアックな話になるので、全裸で半田ごてもっている人 以外は帰ってもらった方がいいかも知れません。

 

 

 

最近はAndroid OS開発などに時間を奪われていたりするのですが、そんなバタバタしてる時にもやってくるのは修理の話。

特にバックライトがつかなくなったんだけど、なんて話が多かったりします。みんな実は改造しまくって壊しちゃってるんじゃないの?

 

今年に入って4件もバックライト系の不良相談を受けました。どの件でも共通していたのが基板の一部のヒューズが飛んでいるという点です。もちろん何もしない状態でヒューズが飛ぶなんて事はありません。

 

Thinkpad X200の基板全体

 

4台ともぶっ飛んでたヒューズ(写真では既にヒューズを取り外した状態)

 

 

どうやら、液晶周りをいじろうとして吹っ飛ばしたんじゃないかな。と思ったりしてます。億劫がる人は、バッテリとか外さないまま点灯確認したり手順に粗がでますからね。通電している状態でキーボード端子なんかを抜き差ししても吹っ飛ぶので注意が必要です。

 

逆にバックライトがつかなくなっておかしいと感じたら、この部分の導通は確認しても良いかも知れません。

4代はこのヒューズ部分の交換を行う事でなんの問題も無く動作しました。他には汚れなどがありましたが、清掃して返しましたよ。長持ちする製品ですから大切に使いたいですね。