台湾の GeChic (給奇創造) が、USB給電で駆動する13.3インチのモバイル液晶の新型 On-Lap1302 (ホワイト)を日本で発売します。
発売日は2012年4月13日。
発売元は販売代理店テックウインド(旧ユニティ)です。
前作のOn-Lap1301でユーザが熱望していたHDCPに対応しただけでなく、映像未入力時のオートパワーオフなど細やかな点でも改良されています。
今回も辛口はさみつつレビューしていこうと思います。
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今回のレビューも記事を分けつつ書いてみましたので、必要な所をつまんで読んでください。
Flickrに今回の画像の大きなサイズ版を投稿していますのでご参照ください。
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有名ブログさんでも特集されています。
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まず前回の開封の儀で触れていた、コネクタ部の煩わしさ解消の様子を動画に納めましたので紹介します。
■セッティング煩わしさ比較
On-Lap1302 vs On-Lap1301
結果は歴然
On-Lap1301は50秒程度
On-Lap1302は25秒程度
と外出先などでの準備も多少早くなりそうです。
パソコンに直接取り付ける場合ですが、前作の様な
吸盤固定方式では無く、スライドレール方式に変わりました。
でも、実際にどう使うのか画像だけではピンと来ませんよね。動画で用意してみました。
動画では、推奨される定着時間(2時間)を守らず設置してしまいましたが実際にはもう少ししっかりと固定されるそうです。セットアップ時間が短縮されるだけでなく、常に貼りつけておかなくても良いという点はOn-Lap1301より良いですね。
しかし苦言もあります。前作では吸盤を使い四隅で支えていましたが今回は右側面だけとなりますので、右ヒンジ部分にOn-Lap1302の重さがプラスされる事になります。頑丈なヒンジの製品であれば問題ないでしょうが、華奢なヒンジの製品だとちょっと不安が残るのは私だけでしょうか?なんかこうソワソワしちゃいます。
まあ、そもそもパソコンに固定して持ち歩くより軽いスタンドを用意してそいつに立て掛けた方が色んな機器で使えて良いだろうとコンセプトを無視して考えてみたり。
もしくは、ノートパソコンのモニタ自体が壊れたりした時に直接おいてみたりしたらどうでしょうか?
写真はThinkPad X121eですので、さすがに13インチのOn-Lap1302ではサイズ合いませんが薄くも軽くもなりましたし液晶壊れたノートパソコンやMac Miniや手のひらサイズパソコンなどを裏面に貼りつけて使うなんて使い方も素敵なんじゃないかと個人的には思うのです。だってUSB端子とVGAかHDMI出力端子さえあればいいんですから。
公式な動画もいくつかありましたので紹介しますね。
・iPhone4でOn-Lap1302を使用するには
使用されているアダプタはAmazonでも売っているApple純正品のもののようですね。
・デジタルカメラでOn-Lap1302を使用するには
なんかこう、On-Lap1302よりもデジカメで自分撮りしてた
この子は誰なの!?
と気になってしまいますが、iPhoneなどで対戦ゲームする時や撮った写真を見せ合う時などには非常に良いと思うんですよ。鞄からスッと取り出して居酒屋で写真見ながら「こんな事あったよなあ」と思い出話するなんてのも、お酒のお供には良いじゃないですか。
ニッチな製品ですが、需要は結構あると思うんですよね。私の父も母もスマートフォンを持つような時代ですから、写真を見せ合ったりマップを見ながら作戦会議をしたりいろいろな応用に使えるはずです。
さて、次はいよいよHDCPについて検証していきますよ。