浮かれてしまった私もいけないのですが、ある事件が吉田家で発生しました。
あれは、思い出すだけでも恐ろしい事件でした。
ARROWS TAB LTE F-01Dを音声契約した私は、月々サポートの割引金額に浮かれていました。今までDocomoに対して7000円近く毎月お布施をしていた私にとってF-01Dの月々サポート割引額4095円(3900)はあまりに大きかったのだと思います。Docomoのプランに当てはめて計算すると割引額の多さに今でもびっくりしてしまいます。
しかし、これは請求書を見ながら「今月も精進精進」と家計にかける負担を減らせたと喜ぶための数値であって
誰かに言いふらそうものなら「おい、俺は7000円払ってるぞ!!お前だけズルいじゃねえか!!」と怒られてしまう可能性がある為、内なる喜びとしておさめておりました。
しかし、
家族と電話したときについつい漏らしてしまったのです。
母「携帯電話をお父さんがスマートフォンに変えたいんだって」
私「ふーん、それよりさ。らくらくフォン7とかすごく使いやすくてオススメだよ」
母「いくら?」
私「機種代は4万とかじゃない?(1台)」
母「いらないな」
私「スマホだって機種代高いよ」
母「毎月の金額はスマホだといくらかかるの?」
私「1500円くらいかな」
母「なんていった?」
私「1500円くらいじゃない?請求そのくらいだし」
母「ちょっと待ってて」
私「???」
母&父&妹「みんなauだけど、全員Docomoのスマホにするわ」
私「!!!!」
あ、
ここで私は気づきました。自分の請求書金額を見ず正式な金額を教えればよかったと・・・
私「いや、6000円かかると思うよ。」
母&父&妹「兄貴が今更、嘘をつくおつもりで」
ここから、代理人契約地獄が始まるのだ。
色々と契約時に問題があったのですが、ここでは正しい手順のみを解説します。
■フェーズ1:現状確認
[MNP作戦前の家族の契約構成]
・計4回線、auからdocomoへMNPをしたい。
・家族は私以外、岩手県に住んでいる。
・4人分は自ら出向いて契約する気がない。私が代理人として契約しにいく必要がある。
・妹は学生であるので、応援学割2012の適用ができそう。
・次男以外は、全員最新のスマートフォンを希望している。
状況は芳しくない、特に最新のスマホに変えたいだなんてどうかしてるぜ!!
■フェーズ2:必要な書類の準備
代理人の私
・顔写真付きの証明書の原本(免許証・住基カード・パスポート)
・戸籍謄本の原本(別住所に住んでる場合に家族の証明として)
※私をファミリー割引の主回線にして「一括請求サービス:代表番号」としておけば、契約時には親父の通帳等は必要なくなる。契約手続きが全て終わり後日、親父にdocomoショップに出向いてもらい支払い方法をかえてもらえば良いのだ。
成人の父&母&次男の場合(それぞれ)
・auのMNP予約番号(URL)
・docomoの委任状(URL)
・顔写真付きの証明書の原本(免許証・住基カード・パスポート)
未成年の学生の妹の場合
・auのMNP予約番号(URL)
・docomoの委任状(URL)
・顔写真付き学生証の原本
・健康保険証の原本
・docomoの親権者の同意書(URL)
・docomoのフィルタリングサービス不要申し出書(アクセス制限しない場合)(URL)
特に未成年の学生(中学生以上)の場合の必要書類が多いのが難点だ。これらを全て用意していく。
■フェーズ3:委任状や同意書の書き方
委任状や同意書は書き方を間違えると、書類として全く意味をなさないので注意が必要だ
書き方は先ほどから紹介しているページにあるので必ず参照して欲しいが、再度見なおして欲しい事がある。
委任状の場合
・契約者となる本人がすべての欄を記入する事!!(代理人が記入しない事)
・印を忘れない事!!
・MNPの場合ご注文内容のその他欄に「auからdocomoへの転出手続きを含む契約手続き全て。」と記入する事
・新規契約の場合は「新規契約に関する契約手続きの全て。」と記入する事
同意書(未成年の契約の同意書)の場合
・親権者がすべての欄を記入する事!!(契約者である未成年が記入しない事)
・印を忘れない事!!
フィルタリングサービス不要申し出書の場合
・親権者がすべての欄を記入する事!!(契約者である未成年が記入しない事)
■フェーズ4:機種選び
さて、必要な書類は揃ってきた。次は機種の選定とプランを決定しなければならない。まず希望機種を聞いてみた所
[最新スマホ欲しい組]
・docomo with series REGZA Phone T-01D (Black)
・docomo with series AQUOS PHONE SH-01D (Blue)
・docomo with series AQUOS PHONE SH-01D ( Black)
[ガラケー組]
・docomo STYLE series SH-05D (ネイビー)
すべてのモデルが2012冬春モデルというあたりがムカつく。しかも実家の予算は4端末分で4万だという。
一台あたり1万で買えるわけがない機種ばかりではあるが「一括払いで購入するのだ」 MNPには新規契約や機種変などよりも色々と割引がある。値段はお店と交渉するべきだろう。
ちなみにスマホを買うなら内臓のmicroSDカードを買う事になるだろうが、わざわざ特別高価なものを選ぶ必要はない。必要なのは「永久保証」のある「速度Class10」の32GBのmicroSDカードだ。
■フェーズ4:プラン選び
幸い私の妹は学生だ。今回の全回線に応援学割2012が適用できる。
応援学割2012に関して
割引内容
・3年間、基本料0円(学生も新規契約する家族も)
・パケット定額サービスの上限を1000円引き(5460円→4410円)
適用条件
・新規契約またはdocomo契約中の学生が契約できる。
・学生と同じ「ファミリー割引」グループに加入する新規契約の家族が契約できる。(家族1人1回線ずつまで)
料金に関して
[最新スマホ欲しい組]
実際には、ケータイ補償お届けサービス(399円)にも加入しましたので、+399円の2079円程度が毎月の支払い金額でしょう。
[ガラケー組]
次男に関しては、携帯でインターネットなぞ見ずEメールだけ無制限に送れれば問題は無いとの事だったのでメール使いホーダイのプランにした。本当なら全員ガラケーでこのプランにしたかったのだが、スマホスマホ!!五月蝿いのでしょうがあるまい。
つまり月々の支払いは実家家族全体で、
(2079円 x3 ) + (315円 x1) = 6552円/月
は最低かかる。1人分の料金かと思う値段で4人分とは家族も大喜びだろう。あとは機種代金が恐ろしく安い店を探せば良いだけだ。私は、秋葉原に向かうことにした。
■フェーズ5:いざ契約
店舗につき、代理人である私はひたすら契約書に書き込む・・書きこむ・・・書きこむ
こんなに連続で書類に文字を書き込むのは久しぶりだし、腱鞘炎になりそう。
証明書を出す、引っ込める。出す引っ込める。
そして、ひたすら待つ。開通するまでひたすら待つ。
あとは初期設定やら、メールアドレスやらを設定して実家に全てを送った。
これで私の任務は終ったが、ここまで長い道のりをたどってきたのにも関わらず、これが最短ルートである。
もちろん、最短ルートを辿っているわけがない。私は、開通するまでに1週間もの時間を費やしてしまった。全てはdocomoショップの誤った案内のせいである。
気をつけていただきたいのは、例えdocomoショップであっても正しいアナウンスをしてくれるとは限らないという事だ。
私「委任契約を行いたいのですが、間違いない様に教えていただきたいです。このような家族構成なのですが、必要な書類や書き方を一つ一つ教えて頂けますか?」
と言い状況を説明しつつ丁寧に教えてもらったがdocomoショップのお姉さんは
・委任状の書き方を間違って教え(代理人の欄は代理人が書けと。。)
・必要な証明書を間違って教え(保険証と住民票で良いと。。)
・要らない父の通帳や印鑑の原本が必要だと教え
・応援学割2012は、学生一名分に対して、家族も一名分しか適用できないと教え
必要のない住民票(300円) x4 = 1200円や私の秋葉原のへの移動運賃
そして、私の大切な休日を全て奪っていったのだ。担当してくれたお姉さんをクビにしてくれよ。と思うくらい酷い間違いばかりだった。
危なく私がdocomoからauにMNPする所でした。
でも、お姉さんの間違い案内はともかく「代理人契約」は
半端じゃなく面倒くさい!!もう二度とごめんだぜ!!
ちなみに月々サポート一覧は
docomo公式もありますよ。