Thinkpad X61をSXGA+化したら、次はWWANにも興味が沸いてきました。
ただ、Docomoなどの回線だと毎月5000円以上は確実にかかるでしょうから。WWANを普段あまり使わず一ヶ月に数回使うか全く使わないような私の場合1Dayプランも用意されているUQ WiMaxを利用するのが賢い気がします。WiMax圏外の場合はiPhoneを利用してデータ受け取れれば申し分ないですしね。と
そろそろ本題にうつらねばね。
今回はIntel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250がThinkpad X61で利用できるのか。さらに言えばWiMaxは利用できるのか。というのが主題なわけです。
で、よくIBM・HP用だとかIntel純正品だと駄目だとかいろんな事が言われていたので実際どうなんだろうと気になったので両方買って試してみました。
これが今回実験に使用する無線LANカード群です。
ちなみに、裏の写真がこれ
で、どうやって装着した写真はコレ!
もともと無線LANカードが装着されている側にWiMaxカードを装着してもWiFiしか利用できません。逆に言えばWiFiは利用できます。(今回用意した4種すべて)もちろんカードによって1802エラー対策は必要な人もいるかと思いますが、それは別途方法を探してくださいね。ちなみにWiFi動作だけであればIntel公式ホームページからダウンロードしたドライバーで動作させることができます。
WiFi動作用(Intel公式)
Intel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250
WiMaxとWiFiを利用したい場合は、先程の写真のように左スロットの無線LANカードを取り外し右側のスロットにWiMax対応の無線LANカードを挿し込む必要があります。この際必ず20Pinマスクが必要になります。これは1802エラーを回避していたとしても関係ありません。20Pinマスクをしない場合パソコンの動作が鈍ったりドライバも正常に動作しなかったり挙動がおかしくなります。20pinマスクはポリイミド粘着テープなどの絶縁テープが最適です。
私も雑にですが20Pinマスクを行ないました。
そして、WiMaxも動作させる場合は必ずLenovoのドライバを適用する必要があります。またデバイスマネージャ経由でドライバをインストールしないでください。適用する順番が異なる場合WiMaxは有効になりません。有効になった場合もなぜかWiMaxの電波を受信しようとしません。Intel純正ドライバを適用した際も同様の症状が見られることがありましたので確実なのはLenovoのドライバでしょう。
WiMax&WiFi動作用(Lenovo公式)
Intel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250(Windows7) back rar(111,797,707byte)
6250の場合インストール作業が終わるとC:DRIVERSWIN/WIFIWIMAX/
(ここでは取り扱いませんが、5150の場合はC:DRIVERSWINWIMAXだったはず)
にドライバやアプリケーション類がインストールされるはずです。
まずWiFi用のドライバを適用する為に
(Windows7 32bit)
C:DRIVERSWINWIFIWIMAXWiFiWin7S32InstallIntel PROSet Wireless.msi
(Windows7 64bit)
C:DRIVERSWINWIFIWIMAXWiFiWin7S64InstallIntel PROSet Wireless.msi
を実行します。
その後
WiMax用のドライバを適用する為に
(Windows7 32bit)
C:DRIVERSWINWIFIWIMAXWiMaxWin7s32InstallIntel WiMAX.msi
(Windows7 64bit)
C:DRIVERSWINWIFIWIMAXWiMaxWin7s64InstallIntel WiMAX.msi
を実行します。
その後再起動してデバイスマネージャーを確認してください。
上記のようになっていれば成功しているはずです。その後「Fn + F5」キーを押すと
これが確認できたら、ほぼ有効になったと言ってもいいでしょう。ただ、20Pinマスクが失敗しているとWiMaxの電波が拾えなかったりWindows起動時に若干フリーズしたりします。
WiFiは正常動作しましたね。自宅の無線LANと接続できました。
「ええい!!WiMaxはどうか!?」
「艦長!!WiMaxの電波が掴みきれません!!」
実験は2時間で終わるはずだったのですが、色々と手こずりまして本当に正しい方法はどういう手順なのか整理するのに手間がかかりました。結局の所、Lenovo用だからだとかIntel純正だからWimaxにつなげないということはないようです。私が用意した5150も6250(両方)も正常にWiMaxに接続できました。ただドライバの当て方などにより正常接続できるカードであってもWiMaxだけが有効になったり、WiMaxが有効になっているにも関わらず電波を受けなかったりするようです。すべての環境でテストすることができているわけではないので、私のように試してみる方がいれば参考程度に眺めてくれればいいなと思っています。
WiMaxとWiFiは基本的に排他的にしか利用できませんが、左側のスロットに無線LANアダブタを挿し込んでやればどちらもいかした状態で利用することが可能です。私はその必要がなかった為右スロットだけIntel純正6250を挿し込んで利用しています。
久しぶりに長文を書きました。読んでくださった方々も疲れたのではないでしょうか?ここまで長文に付き合って頂きありがとうございます。Thinkpad X61を現役で使っている方は少ないのかもしれませんが、まだX61で仕事をしているというかたの役に立てれば光栄です。
今後、SXGA+化やWiFi(11n対応)&WiMAX対応などの改造などしなくても良い。
ThinkPad X6シリーズサイズで高解像度のモデルが発売されることを祈っております。現場のエンジニアにはモバイルできる高解像度ノートパソコンが熱望されています。ThinkPadはキーボードも素晴らしく業務用途に関しては絶大な力を発揮していますので、これからも大和の設計に期待しつつ今回の改造話は終わります。60周年おめでとうございます。
前々回:Thinkpad x61をSXGA+にしたりしている
前回予告:Thinkpad X61にAdvanced-N + WiMAX 6250は搭載できるのか
2012年9月11日追記:
コメント頂いて気になって調べてみたのですが
どうやら、現在入手できるLenovo純正カードでは右側単体で動かなくなっているそうです。
Intel純正品に関しては、右側単体でも動くそうです。
下記ブログ様などをご参照ください。
・Wimax 1枚挿し(ただしintel製)(とくぼー氏のブログ)
・Thinkpad x61 x61s系 Wimax問題 (LOVE is Thinkpad x61 series!!)
もしかすると私の入手したLenovo純正品は、偽物だった可能性も臭ってきましたね。秋葉原のショップを小一時間問い詰め・・・
お世話になります。
このページを参考にして、x61にintel centrino advanced n 6250を内蔵し、WIMAXを使用できるようになりました。しかし、WIFIが使用できません。
もともと左側スロットに実装されていたwireless wifi link4965AGN は、取り外すことができなかったので、そのまま残してあります。こちらが何か、悪さをしているのでしょうか・・・。
ご教示ください。宜しくお願い致します。
こんばんは
Intel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250のWIMAXは正常に使用できWi-Fiは使用できない状態なのですね。ドライバは正常にインストールできている前提で話を進めます。
使用できないというのはFn+F5の画面でWiMAXをOFFにしてもWi-Fiは使用できない状態ですか?基本的にはWiMAXとWi-Fiはソフトウェア的には排他的に使用されるようでしたので確認をとってみて下さい。
・ハードウェア的に認識できない。という意味であればポリミドテープにてマスキングしすぎてしまった事が考えられます。
・wireless wifi link4965AGNに対して接続してたアンテナ線をIntel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250側に付け替えたか確認してみてください。
あと考えられるとすれば、
Intel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250のWi-Fi
wireless wifi link4965AGNのWi-Fiを認識してしまっている為に無線LANの管理ソフトウェアが混乱しているのかも知れませんね。
私が今現状で考えられるのは上記の事ですね。WIMAXが使用できているだけでも大きく前進ですね。頑張ってみてください。
Cazare Pensiuni Cluj
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