さすがにWindows XPを現役で使っている人はいないかも知れないですが、業務用途でオフライン状態のWindows XPはまだまだ大量に残っていたりします。ハードディスクなどのパーツは新しいものに変わっていき古いパソコンがついていけなくなっていきます。
今回はその問題の解決方法
私がトラブルに遭遇したのは、古いハードディスクから新しいハードディスクへとハードコピー行い。新しいハードディスクにてWindows XPを立ち上げた所、以下のメッセージが出てきました。
げっ!!落とし穴か!!
もちろんドライバの再インストールなんかも意味ありません。そこでメーカーのQ&Aページを参照しました。
するとWindows XPで使用する場合はジャンパホストの7-8をジャンパする必要があるではありませんか。
[手順]
1.パソコンをシャットダウン。
2.パソコンのACケーブルを抜く。
3.HDDのジャンパホスト 7-8をジャンパする。
※必ずSATAはマザーボードの1番目に差し込んでください。セカンダリ等では症状が解消しない可能性があります。
4.ハードコピーやり直す。
5.パソコンのACケーブルをさす。
6.パソコンを立ち上げる。
無事立ち上がった後、自動で上記の通りインストールが完了しました。
一瞬冷や汗がでましたがこれで完了です。
【今回の問題に関して】
じゃあ今回の問題はなんだったの?という疑問が残ると人がいるでしょう。簡単に説明すると古いハードディスクは各物理セクタサイズが512バイトでした。それが新しいハードディスクは1024バイト,2048バイト,4096バイト)などパフォーマンスの高いものを製造する様になったのです。Windows XPなど古いOSは新しいハードディスク達の事を知らないので困ってしまっているのです。
今回のハードディスク(WD20EURX-63T0FY0)は速度こそ非常に早いものではないものの、監視用ビデオレコーダ用に設計され24時間常に電源がオン状態になっている環境下で耐久性を維持できるように設計されているハードディスクです。少し落とし穴がありましたが、これは古いOSをいつまでも保守する側が悪い気がします。
ハードディスクのハードコピー装置ですが個人用だと高信頼で安いものが以下の値段で手に入ったりします。良い時代になりました。
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