無料ならばEaseUS[BackUp/Partition/DiskCopy]という選択肢もある。

日本国内でバックアップソフトを選ぶときに有償の中なら「Acronis True Image」を選ぶ。最近こそ最悪なユーザーインタフェースや変な仕組み(クラウドバックアップとか)を導入したりして使い勝手が落ちてはいるがディスクイメージのバックアップなら信頼できる。

 

 

では無料ならどうだろう?エンジニアでない限りバックアップソフトにお金をかける人は少ないかもしれない。無料で試せて良かったらごく少ない資金で購入できる製品を探していたところ2014~2015年度としておススメな製品にであった。

 

[無料のバックアップソフト(2015/06時点)]

1.EaseUS Todo Backup Free(サイト日本語/ソフトも日本語)(会社は中国)

1

2.Macrium Reflect Free(サイトは英語/ソフトも英語)(会社はイギリス)

欠点:フルバックアップしかできないこと

macriumreflectfreeedition
3.AOMEI Partition Assistant(サイトは英語/ソフトも日本語)(会社は中国)

欠点:差分バックアップが致命的に遅い。

aomeiparti.s

EaseUS製品はフリー版で問題なくバックアップも復元もできますが、ほとんどタダみたいな値段で配布されているHome版はフリー版と違いバックアップ速度の制限が撤廃されているようで早くバックアップを終える事ができます。頻繁にバックアップする方ならHome版もいいかもしれませんね。どのくらいの差なのかも記載しておきます。

 

速度の差(10GBのバックアップ)

Home版:120秒

Free版:90秒

 

 

問題としては中国製であることですが、すべての中国製品が悪い製品ということではありません。もちろん今後、悪に染まる可能性もありますが利用者数も多いことから問題が発覚した際は早めに対処されることでしょう。そもそも流出したら困るような情報をパスワード保護や暗号化もしないで保存しておかないでください。Apple Storeの様に検疫がされていようがアンチウイルスソフトで保護されていようが安全ではないのです。情報が漏れても利用できない状態にしておくことが重要なのです。

 

 

状況として友人のパソコンが壊れちゃいそうだからバックアップしたいけど、有償のソフト代を請求できない状況下など利用の仕方は色々考えられます。

私は既にTrue Imageを購入してしまっているのであえて利用する必要がありませんが、スペアは必要です。

 

 

いつもなら、自分で画面でキャプチャーしてソフトの紹介をするんですが公式ページで操作方法も紹介されているので割愛させてもらいますね。

操作も無償なのに有償製品なみにわかりやすい事が最大の利点ではないでしょうか?バックアップも復元も問題なくできました。

ちなみにどのソフトでもディスクまるごとのバックアップをおすすめします。最近のバックアップソフトはまるごとバックアップした中身をコピーしたり閲覧できる事が嬉しいですね。

EaseUS Todo Backup Free 使い方

有償でも無償でも、バックアップは非常に重要です。何かあってから復元したくてもできない事が多いのです。

そこにお金をペイするか無償で済ますのかは個人の自由ですが、バックアップはこまめにしましょうね。


 

※同じ中国製品という事で紹介しますが、Lenovo製品はThinkPad X,T,X以外は悪意のあるモデルなので購入は控えましょう。

【解決】flickrで1GB動画をアップロードできない問題

Chromeを普段使っているんですが、flickrで1GB近くのMovieをアップロードしようとすると必ず失敗します。タイムアウトだとか理由は様々1時間永遠とアップロード作業を繰り返しましたがアップロードさせてもらえません。

20121104035159

解決方法ですが、古いアップローダを利用する手があります。

http://www.flickr.com/photos/upload/basic/

 

私の場合は上記を利用することでようやく呪縛から開放されました。もし悩んでいる方がいたら試してみると良いかもしれません。

またflickrの場合、動画アップロードの制限もあわせて確認してください。

動画サイズ:1GBまで

動画長さ:3分(180秒)

 

【解決】Waiting up to 60more seconds for network configuration… Boot遅いよ。何やってんの?

どのサイトでも、とりあえずsleep削ればいいんじゃない?ばっかり書いてあって解決できていなかったので掲載しようと思う。

Waiting for network configuration…

Waiting up to 60more seconds for network configuration…

Linuxユーザで固定IPアドレスを設定していて、OS DISOをCloneしたりすると、はまる人が多いだろう。

 

この現象にはまる人は以下の原因が考えられる

1.そもそもネットワーク設定が間違っている。eth設定が無駄に多すぎるとかもね(/etc/network/interfaces)

2.呪文の様に/etc/init/failsafe.confのsleep行をコメントアウトしろと言われている。

3.70-persistent-net.rulesという盲点に目を通さないでいる。

 

今回は3を解説しよう。

001

 

例:サーバAとサーバBがありサーバAディスクをクローンしサーバBに差し替え同じアドレスのまま運用したいとする。その際あなたは単純にクローンディスクをつなげbootすると「Waiting for network configuration…」を見ることになるだろう。

 

 

原因:

これは70-persistent-net.rulesが原因で引き起こされている。

70-persistent-net.rulesはLinuxがネットワークデバイス(MACアドレス)とeth設定を結びつけその情報を保持している。

 

例えば例と同じようにeth0に192.168.0.1と設定し、サーバAに差し込んだ場合70-persistent-net.rulesにはサーバAのネットワークデバイス(MACアドレス)とeth0設定をペアですよ。と関連付けてしまう。その後サーバBに差し替えた際にはeth0の設定が適用されるのでは無く新たなデバイスなのだからeth1設定とペアにし始めるのだ。

 

 

あなたの望みが:

サーバAに差し込んでもサーバBに差し込んでも同じようにeth0のまま使いたい!!あなたがそう思っているなら解決方法はsleep時間を直すことでも差し替えの度にコマンド打ち込むことでもない。

 

 

70-persistent-net.rulesを殺せばいいのだ:

この場合70-persistent-net.rulesが関連付け保存する事じたいが問題なのだ。

 

 

手順1:既にある設定を消す

まずは既に記録されている70-persistent-net.rules記述を消す

sudo vim /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules

を実行し以下のコメント行以外の部分を全て消して保存しよう。

002

 

 

手順2:70-persistent-net.rulesよ!!さようなら!!

sudo vim /lib/udev/write_net_rules

を実行し以下のように編集します。

編集前:RULES_FILE=’/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules’

編集後:#RULES_FILE=’/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules’

RULES_FILE=’/dev/null ‘

 

これで保存して再起動してみよう。煩わしい設定やsleepの呪文とはおさらばできるはずだ。

どちらのサーバにディスクを差し込んでもIPは192.168.0.1だおめでとう!!

 

※あくまで例のケースを紹介しています。エラーや警告には必ず原因があるので解決しない時は頭を動かそう!!

 

参照したサイト等

Ubuntuでオフラインでの起動時に120秒待たされる原因がわかった

http://l1048576.blogspot.jp/2012/05/ubuntu120.html

Ubuntu で Waiting for network configuration エラー

http://4jiokisoft.blogspot.jp/2012/12/ubuntu-waiting-for-network-configuration.html

6.57. Udev-145

http://lfsbookja.osdn.jp/6.5.ja/chapter06/udev.html