オーブンレンジのスタートボタンが効かなくなったので分解して修理してみた。

 

東芝製のオーブンレンジ(電子レンジ)が突然死しました。家に帰ってご飯を温めようとしたのですが、

 

 

 

 

スタートボタンを押しても

無視されます。電子レンジに無視されます。

 

 

 

 

これは苛めなんじゃないでしょうか?

 

 

 

カチッカチに凍っているご飯をそのまま食えと?

 

 

 

 

 

 

 

でも、大丈夫。

こういうときの為に保障があるのです。

 

 

 

3年保証に加入してました。

 

 

 

 

 

購入から3年1か月目だと・・・・

ソニータイマーは聞いたことあったけど、東芝タイマーは知らないぞ。。。

 

 

 

 

 

さすがに、有償修理に出すと高額だと思われるので分解し故障個所を探ってみることにしました。

※電子レンジに関わらず分解や改造などは非常に危険を伴う行為です。マネをしないでください。当方では責任をとれません。

 

 

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まず型番確認 2007年製だったんですね。知りませんでした。

 

 

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動かないレンジはお役御免じゃと、床にたたき落としました。(そっと)

購入当初も思いましたが、非常に重たいですね。

 

 

 

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もちろん電源は抜いて作業しますが、電子レンジの分解は非常に危険です。感電したらしゃれにならないのでゴム手袋をつけながら作業します。

まずは、電源周りの確認です。ACケーブルに直接つながっていた回路部分にヒューズを見つけました。

・異常なし(導通あり)

 

 

次にメインボードも見てみたんですが

・異常なし(外傷やチップ割れなし)

 

 

 

 

そもそもなんでスタートボタンだけ効かないんだ。

 

 

 

 

 

 

 

もしや、安全装置が作動している?

 

 

 

 

ドアを閉めてないと、スタートボタンって動作しないですよね。そこを疑ってみることにしました。

安全装置の類は3種類ありました。がよく見てみると

 

 

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焦ーげてるぅーー

 

なんで、ここスパークしちゃってるの?スイッチ部分だけ取り出してスイッチ部品の導通(通電するかどうか)を確認してみると

 

ビンゴッ!!

導通なし

 

 

 

 

ここに原因があるっぽいですね。コネクタは焼けてしまっているので切断するとしてスイッチ部分はまだ使えるのでしょうか?

ばらしてみます。

 

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導通を確認しても、うんともすんとも言わないのでスイッチとして機能していないことが確認できました。原因を探ってみると焦げた側の金属が高温で酸化してしまったのかコーティングされてしまい電気を流さなくなっていました。

 

 

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非常に単純ですが、スイッチ部品交換とか時間もかかるしめんどくさいので

「酸化部分を削って、ハンダをもりました。」

 

これで電気は通してくれるはずです。

 

 

 

 

 

スパークした原因はわかりませんでしたが、後日、家の者に聞き取りをしたところ

電子レンジ(1000W)動かしながら、ドライヤー(1200W)を使ったら電子レンジがパンッ!!っていってブレーカー落ちた。

と証言がとれました。犯人はお前だな!

 

 

 

 

 

 

 

いそいそと組立を行い。スタートボタンを押してみると!!

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チンッ!!できる!!

 

 

よかったーーーーーご飯が食べれるぞー!!

 

 

バックライトがつかないThinkPad X200を修理してみた。

ThinkPadに限らず「動かなくなった」パソコンというのは押入れの中で眠るかオークションなどに「ジャンク品」という形で出品されていたりする。それが例え「5円」のパーツの交換で復活するような状態であっても。。。

 

 

今回は「薄っすらと表示はしているものの、バックライトが点灯していないThinkPad X200」を修理したいと思います。

 

【症状確認】

電源ボタンを押した直後、薄っすらとLenovoロゴが見えることから

「バックライトがつかない状態」と判断しました。

 

 

【考えられる原因】

バックライトが壊れているといっても原因はいろいろ考えられます。

  1. バックライトの蛍光ランプ切れまたは蛍光ランプ割れ
  2. バックライト用インバーターの破損
  3. 液晶ユニットまでのケーブル断線
  4. マザーボードの部品破損等

 

  • 1番はCCFL(冷陰極管)ならおおよそ1000円
  • 2番なら専用品を入手しなければならない恐れがあるため、3000円
  • 3番も専用品ですね。1200円
  • 4番は破損している部品が何かにもよりますが、もっとも安いでしょう。

 

【作業】

まずは分解ですね。初めての人はハードウェア保守マニュアル等を参照したほうがいいでしょう。保守マニュアルが存在する事や部品を注文できる点もThinkpadを選び続ける理由ですね。

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マザーボードを本体から外してみました。今回私がもっとも疑っていたのはバックライトに電源が供給されているかどうか。

そもそもバックライトユニットに電源が供給されなければバックライトが点灯するなんてありえないからですよ。

 

 

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ACケーブルやバッテリーから、各I/O(液晶など)に電源が供給されるわけですがI/Oに渦電流が流れてI/Oを壊してしまわないようにヒューズ管がマザーボード上には複数存在するはずです。そうじゃないとマザーボード側の電源が故障した際は、すべてのI/Oを巻き込んで壊れてしまいますよね。

 

 

 

液晶ユニットへ繋がるケーブルが接続されていたコネクタ付近のヒューズに導通(電気が通電するか)があるか簡単なテスターで確認しました。すると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビンゴッ!!

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この部分には液晶接続用のコネクタがあるのですが、その近くに導通のないヒューズがありました。

 

 

 

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あくまでヒューズなので、そのまま繋げてしまっても電流が流れます。つまりハンダ付けだけで修理できてしまうことになります。今回は手元にThinkPad X200sボードの部品とり用ジャンク品が手元にあったのでそこからヒューズを移植することにしました。(秋葉原で250円で売られていましたので・・)

 

 

 

もちろんヒューズだけ買ってもいいんですけどね。数円程度でしょう。

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【結果】

せっかく修理したのでWindows8入れて遊ぶことにしました。

結局ヒューズ交換一箇所のみですみました。

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このジャンク品は非常に状態もよくおそらく「SXGA+」液晶などに改造しようとしたものの、バッテリ抜かずに液晶コネクタを外したり入れたりしたのでしょう。それで壊してしまい出品したんでしょうね。確かにメーカーに修理に出せば高いですし修理屋さんでも定額3万とられちゃったりしますからね。

 

 

分解もしやすいThinkPadですから、近くにハードウェアに詳しい人がいたならビール缶一本くらいで買収してやってもらうというのも手ですね。結局パソコンもハンダで部品くっついてるだけですから、交換してしまえば修理できてしまうものが大半です。少し手間をかけてあげるだけで、また快適に利用できるようになるかも知れませんよ。

 (記事中の大きな写真が欲しい場合はFlickrを参照してください。)

 

 

ハードウェアなんてわからないし、友達いないし液晶修理は無理だよーって人も

もうあれですよ。液晶映らないならデスクトップパソコンとして使っちゃえばいいんですよ。液晶モニタをつないじゃって