[レビュー]Aterm WR8175N は安い割によく飛ぶ

我が家ではバッファロー製のWZR-300HPが稼働していた物の、実際の通信速度に満足できずNEC製AtermWR9500Nを購入しました。一般的な2.4Ghz帯と5Ghz帯に対応しており通信速度に関しても満足できる無線LANルータに出会えたのは久しぶりで通信の詰まりも、だいぶ解消しました。

 

 

 

しかしWR9500Nは、おおよそ9000円程度と高価である為。人には進め難く。つい先日も友人の誕生日に招かれ無線LANの不調を訴えられた時「WR9500N」を紹介したところ

 

 

 

 

たっけええな。プラネックスの奴にしよっかな

と一蹴りされてしまいました。

では低価格帯のWR8175Nはどうだろうか?2.4Ghz帯のみだが3500円程度と安価であるし、形状的にWR9500Nと大して違いは無い。おそらく5Ghz帯の機能部分を取り払っただけなのだと思う。これで同等の出力が出るようであれば、無線LANにそこまでお金を出せないわ。というご家庭にもオススメできるはずだ。

 

パッケージ外観

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中身

 

 

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・説明書とCD-ROM

・台座

・本体

・ACアダプタ

・短いLANケーブル

 

WR9500Nと外観比較

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電波比較

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[左の大山がWR9500N、右の大山がWR8175Nだ。どちらも電波強度は高い]

 

Wi-Fi スキャン 接続 繰り返す 繋がらない としたら」という記事で紹介した通り、2.4Ghz帯が既に混み合っている場合は5Ghz帯も対応しているAtermWR9500Nをオススメしたい。しかし2.4Ghz帯ではWR9500Nと同じくらい、飛んでくれる。(電波がね)

 

 

 

お財布に余裕がある人はWR9500N。気軽に導入しつつも快適に使いたい人はWR8175Nをオススメしたい。

ちなみに、今まで無線LAN APは

・コレガ1機種

・プラネックス3機種

・バッファロー6機種

 ・NEC 2機種

試してきたが、安定性と速度の安定感はNECのAtermWR9500Nが最も安定していると感じている。もちろん今後も各社より良い無線LAN APが出てきてくれる事に期待したい。

Thinkpad T430s HDD VS SSD(PX-256M3)

先日ついつい投げ売り品のThinkpad T430sを勢いで購入してしまいましたが、同じスペックのパソコンが2台あるってなかなか珍しい事だよな。と思って

 

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片側は標準のHDD、もう片方にはSSDを導入して起動速度を比べてみました。

ちなみに、SSD側はPLEXTORのPX-256M3です。Thinkpad T420sや Thinkpad T430sのHDDスロットは7mm厚のHDDやSSDしか使用できませんが、今回は外枠を外して使用しています。

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今から導入を考えている方は後で紹介するSSDなどをご利用して頂いたほうが安心です。

 

起動速度比較

※すみません、若干SSD側の電源ボタンを遅く押してしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

結果は?

SSD = 30秒

HDD = 1分40秒

 

スペックは同じThinkPad T430sですが、HDDかSSDかでここまで結果に差が出るんですね。普段SSDに慣れているせいもあってHDD側の起動時間を図っている最中に不良品を引いたのかな?なんて疑問すら出てきていましたが、HDD自体には異常はありませんでした。速さになれちゃうのも困っちゃいますね。

 

 

 

今おすすめのSSDは?

SSDも1年前と比較して、安定しているものが多くなってきました。大容量な物も手の出せるところに落ちてきています。ThinkPad T420sなどは7mm厚のSSDを使用する必要があります。WEBしか見ないのであれば128GBで十分、ちょっと何かしら保存するよって人は256GBは最低欲しいところです。

 

 

 

信頼のおけるメーカーは?

昔はSSDもIntelが安心なんか言われていた時代がありました。でもよく考えてください。SSDの中のメモリチップはどこ製で、メモリコントローラはどこ製なのでしょう?すべて自社で生産しているものでも無い限り、すべてをコントロールすることは非常に難しい事です。

 

パッケージが信頼できる名称だというだけでは購入するに値しないとおもいます。値段や内部のコントローラがどういう目的で作成された物なのか。を把握するだけでも、失敗回数を減らせるとおもいます。そんな失敗ばかりをしている私がオススメできる今のオススメをいかにあげてみました。ここに挙げられていないメーカのSSDも多く購入していますが、長期使用していると遅くなったりとふんだり蹴ったりな物が多かったです。

 

2013-02-05 の時点でオススメなのは?

・PLEXTOR製 PX-***M5P シリーズ

-コントローラ:Marvell® 88SS9187(サーバグレード)

-NANDフラッシュ:東芝製

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・Samsung製840proシリーズ

-コントローラ:Samsung 3‐Core MDX コントローラ (300MHz)

-NANDフラッシュ:Samsung 2xnm級 Toggle DDR 2.0 NANDフラッシュ

 

[書き込みを重視しない場合]

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[書き込み速度も重視する場合]

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・PLEXTOR製 PX-***M3Pシリーズ

-コントローラ:Marvell® 88SS9174(サーバグレード)

-NANDフラッシュ:東芝製

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・PLEXTOR製 PX-***M5Sシリーズ(お金に余裕が無い人向け)

-コントローラ:Marvell® 88SS9174(サーバグレード)

-NANDフラッシュ:Micron製 25nm

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上記がオススメのSSDです。失敗を恐れないマゾ体質の方なら、これらの製品を選ばず違う製品を体験してから戻ってくると良いかもしれません。もっとも昔ほど大外れ品はなくなりました。そういう意味ではつまらない市場になりつつあります。お財布と、スペックやスコアと睨めっこして良いSSD選んでください。

ThinkPad X1 Carbon レビュー 我が家にカーボンがやってきた

前置き・小話

Thinkpad X1 CarbonはLenovo初のウルトラブックだった為、個人的には購入すべきかどうか非常に迷っていた機種だった。しかしアイソレーションキーボード化により、幻滅してしまい完全な食わず嫌い状態でスルーしていた。

 

 

 

しかし今回は特別に機会を頂いた為、偏った思考のままレビューをしていきたいと思います。

 

 

 

少なくとも今の時点では「別に欲しくない」。

 

 

 

なぜなら薄いからと言ってデカケリャいみないし、アイソレーションキーボードは大嫌いだし。カーボンだろうがなんだろうが、そもそもThinkpadは元々剛性高いしプンプンだ!!そもそもThinkpad はどう軽くしたって重たいのだ。(切実)

 

 

 

 

 

 

初回のこの状態から、2時間程度この機種を使い続けレビュー記事を作成していきます。もちろんThinkpad X1 Carbonから投稿します。

 

 

 

 

 

 

 

2時間経過・・・・

 

 

 

 

 

 

 

使用感

まず、変なことを言って申し訳ないけれど、このパソコンはとてつもなくさわり心地が良い。

 

 

特にパームレストの安心感が半端じゃない。まさか、パームレストに手をおいた時に高級感を感じるとは思ってもいなかった。剛性も端をつかんで持ち上げても不安を感じることはない。硬いはずなのに人に優しい心地の良い表面コーティングがされており、「触れていたら思わず寝落ちする」くらいだ。

 

 

 

これは家電量販店でサックリと触っていたときには感じられなかった。家電量販店においてあるモデルはだいたいがガチガチに固定されていて良さなんて感じる事ができない。キーボードだってそうだ。普段と違うポジションで立ちながらガチャガチャ触ってるだけなのだから良さなんて分からないのだ。膝の上でダラ~~っと使うから良いのだ。

 

 

少なくとも家電量販店でチャカチャカ打ち込んで、いらないと判断したあの瞬間に戻ってお説教してやりたい気分だ。

 

 

 

Thinkpad T420sなどが重いということもあるが、同サイズ程度のThinkpad にしてはやはり軽い

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特にひざ置きしながらタイピングしてみると非常に使い心地が良い。ヒンジもしっかりしているため、安心して使用できる。

 

※重さに関してはThinkpad ユーザが毒されてしまっている為軽く感じることを忘れてはならない。

 

 

 

スペック

これだけ薄い筐体であっても、Core i7 2.00Ghz(2.50Ghz)を搭載しており不満点は無い。高性能である為、熱が感じられるかと思いきや2時間程度記事を書いているくらいでは大して発熱もしないようだ。解像度も1600*900ある為、このサイズではベストな解像度であると思う。逆にフルHDあっても私の場合は困ってしまう。

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私の嫌いなアイソレーションキーボード

Thinkpad を語る上で、忘れてはならない項目であると思う。

キーボードは、昔からThinkpad を使用している人からすると。硬いなという感じはある。あまり押し込まないタイプのタイピングをする人にとっては使いづらいかも知れない。特に長文を書く人は、少し慣れが必要だ。

 

逆にしっかりとした打ち応えが好みの人にとっては、大変美味しいキーボードであると感じた。ここでも先ほど同様、異様な気持ちよさのせいでペタっとした私の嫌いなアイソレーションキーボードの不快感が軽減されてしまいうまく評価できないあたりCarbonの憎さが見え隠れしている。

 

少なくとも今まで触ったアイソレーションキーボードの中では、ダントツで打ちやすいキーボードだった。逆にこのメリハリの利いたタイプ感になれてくると、他のキーボードより癖になるかも知れない。まあ従来機のタイプ感には遠く及ばないものの、正直慣れてしまうと「この機種なら許す」といった気分にさせてくれる機種だ。

 

 

キーボードライトも、Thinkpad T420sなどは、上からLEDライトで照らすタイプなのだがこのモデルはキーボード自体が光るので非常に「綺麗」である。なんかのイルミネーションを見に来ているような錯覚に陥るくらい光っている。ギラギラした嫌味な発光ではないため。真っ暗な状態で打っていてもストレスは感じなかった。

 

[キーボードライト比較]

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Thinkpad T420s ThinkPad X1 Carbon

 

 

 

 

液晶

正直、私のThinkpad T420sより数段格上の素晴らしい液晶だと感じた。実際に並べてみるとわかるのだが、黄色味や青味がかった色ではなく白がしっかりシロで出る。おかげで記事を書いている間も目の疲れが少し和らいでいる。最大輝度でも、自然な発色な為使い心地が良い。逆に輝度という意味ではT420sは最大輝度にした場合、眩し過ぎて使えないくらい眩しくできる。これはチャオズがついてきそうな勢いだ。

 

[最大輝度時の 天津飯さん]

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その点、このThinkpad X1 Carbonはチャオズはついてこない。

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どんな人に向いてる?

ひざ上でチャカチャカと記事を手軽に書くようなライターなどには意外に良い選択肢ではないだろうか?さすがにこいつでスカイリムをできるほどでは無い。ゲームや仕事というより、持ち出して記事書いたりするような用途に適している。仕事が選択肢に入らないと感じたのは拡張性の低さにある。まあそれも仕事による。少なくともプログラマやハード屋は仕事に使うにはIOが少なさ過ぎるのだ。

 

 

 

逆にIOなど気にしない職であれば、目は疲れないし使い心地も良いため時間を気にせず使用し続ける事ができるだろう。

液晶なんてと思う人もいるかも知れないが、長時間目で追う事を考えるとキーボードや液晶こそ重要な要素であると思う。

 

 

改善して欲しい所

Thinkpad シリーズ全般に言えることだが、バッテリでの駆動時間は最低でも10時間程度は欲しい。このモデルはカタログ地で約7.8時間だがまあおおよそ4時間だと思えばよい。しかし今回からRapidChargeが可能となっており90分でフル充電が可能。おおよそ30分程度で70%弱バッテリーが回復する事を確認できた。この点は非常に評価できる点である。

 

しかし、それ以上に欠点としてあげたいのは、薄くモバイル性に特化しておきながらACアダプタに関しては詰めが甘い点だ。

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薄型化の為に今までの丸形ACは使えないようだ。

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さすがにACアダプタサイズがでかいのではないだろうか。

 

 

ACアダプタ単体で424gある点も頂けない。しかしどうやらLaVie Zのアダプタ(288g)も互換があるようなので、軽さにこだわる方はそちらを探しても良いだろう。またしIOとしてもう少しUSBの数は増やしてもらった方が良いだろう。

 

 

また、背面にSIMスロットを配置できるのであれば後ろに3ポート程度USBポートが欲しかった。

 

 

非常に評価できる所

今回のこのモデル、液晶が素晴らしい。解像度も発色もLEDライトも。アンチグレアであることはもちろん使っていて疲れない。

 

 

キーボードに関してもアイソレーションキーボードの中では最高の出来だろう。是非ライターの方々や長時間WEBを眺めている方にはお勧めしたい一品だと思う。

 

 

スペックに関してはSSDを搭載していればこれ以上のスペックアップは必要なく逆にモバイルに特化してもらった方が良い。個人的にはこれをThinkpad X61サイズで薄く作って欲しい。実売20万超えでも買いたいと思うだろう。

 

 

今後も継続して製作し続けてもらいたい使い心地

カーボン素材なのか表面コーティングなのか知らないが、非常にグレードの高い素材のため。今後も継続してこういったモデルを出し続けてもらいたい。使っていてうっとりするっていうのはこういうことを言うんだ。と実感した。今後購入の選択肢に入れていきたいモデルである。

 

 

結論:Thinkpad T420s買ったばかりの私への嫌がらせ端末

Thinkpad T420sで満足していたのに、欲しくなったじゃないか!!特に今の季節セールで9万~入手可能なようだ。危なくローンを組んでもいいから買ってしまおうと考えてしまった程だ。この機種はもっと普及しても良い気がするが実際の使い心地を正しく評価できる環境が無いところがLenovoの惜しいところでもある。

 

「キーボードの打ちやすさや、トラックポイントは絶対に必要!!」なユーザの為にあるウルトラブックといえるだろう。

 

 

 

[その他フォト]

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