ON-LAP 2501M 短期使用レビュー編 気になった点など

今回は、実際に使用してみて気になった点などをレビューしていきたいと思います。実際に利用しはじめてみると、見えてくる点はいくつかありました。それは改善点でもありますし、人によっては気にならない事だったりします。

をご参照ください。

 

 

気になった視野角

 モニタというと視野角の問題がよくあげられます。もちろんほとんどは真っ正面に向かって使うわけです。でも縦置きしてみたり人によっては使い方は様々あります。今回の製品も「上/20°下/45°右/45°左/45°」という視野角ですが、実際の雰囲気がわかりませんよね?

 

動画用意しました。

 

IPSパネルを使用している人には耐えられない視野角かも知れません。逆にTN液晶パネルのノートパソコンなどになれているユーザにとっては気にならないレベルでしょう。
 
 

解像度が足りない?

 やはりこの製品、大きさの割に解像度がいまいち足りません。それを感じるの14型のThinkpad T420sが1600 x 900の液晶を積んでいるからかも知れません。フルHDまで欲しいとは言いませんが、1600 * 900 程度は欲しい所です。スマホ接続時もローカルの動画を再生する分には気になりませんでしたが、Youtubeアプリなどで再生した際に、少々粗が目立つように思えます。

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デカイのに省エネ!!

On-Lap1301On-Lap1302とレビューしてきてOn-Lap1301–>On-Lap1302へ進化した際に消費電力が上がった事に関してはガッカリしていました。今回もその流れで、どんどん消費電力もあがっていくのかと思いきや

 

駆動中は5Wしか電力を消費していません。そりゃあバッテリで10時間動くぜ!!とうたえるだけありますね。

待機電力も0Wと非常に省エネでした。この点では非常に優れた製品であるといえるでしょう。PS3やチューナと組み合わせればテレビとしてもいけるんじゃないでしょうか?うちのテレビは220W消費してるので、こいつに切り替えるだけで電気代は相当違うはずです。

 

端子は汎用にしてよね。。。

On-Lapシリーズすべてにいえる事なんですが、専用の接続ケーブルが付属してきて確かに使いやすいです。

 

よくを言えば汎用の端子をそのまま備え付けてくれていれば、ケーブルは社外品で代用したりできますよね。そこら辺は純正品を使ってね☆という事なんでしょうけど、個人的には汎用端子を乗せて欲しいです。

 

色温度設定が嬉しい

On-Lap1302の時は、ちょっと色味が6500K(標準),9300K(寒色)共に合ってない印象でした。しかし今回は、公称値に近い色味が出ています。まあ以前のモデルが明らかに合ってないだけだったのかも知れませんね。

 

スマホと接続する際には注意

実は使用中にMHLの自動検出がうまくいかない時が何回ありました。公式にも問い合わせてみましたが、MHLで接続しながらスマホ再起動してみてください。と言われた為、再起動したら問題無く表示がされました。これは一概にOn-Lap2501Mが悪いともいえないかも知れませんね。

 

 

まとめ、良くも悪くも使い方次第

あら探しを始めると、実はきりがなかったりします。様々な入力に対応した事でおもしろい使い方が試せる製品に進化した。という点では買いな商品だと思います。少なくともバッテリ搭載で10時間動いてテレビチューナー繋げばテレビにもなる液晶モニタって早々ありません。

 

なんとなく、買ってみて飽きたら売ってしまう。そんな使い方でもいいじゃないですか。

 

 

だってガジェットですものね。

 

 

 

 

 

 

On-Lap 2501M レビュー Photo Review HDMI MHL正式対応 バッテリ搭載HDMIモニタ 

テックウインドからGeChic製のHDMIモバイルモニタ「On-Lap2501M」の日本発売が決まりました。今回のHDMIはなんちゃってHDMIじゃありませんよ。(DVI->HDMIでない)

それを確認する為にも、フォトレビューを行っていきたいと思います。前回のDVI->HDMIモニタであったOn-Lap1302で表示不可だったThinkPad Tabletなどの端末もHDMI正式対応で表示可能になりましたよ。

 

 

ここでは主に画像を掲載したいと思います。

 

 

自由に写真だけ閲覧したい人は「On-Lap2501M Review Set」を参照してください。

仕様などを確認には 「On-Lap2501M 速攻レビュー HDMI MHL正式対応 バッテリ搭載HDMIモニタ 仕様比較編」を参照してください。

別途短期使用での評価などを掲載予定です。

 

 

公式画像

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付属品一覧(ケーブル端子形状)

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スマホとMHLで接続(Docomo Xperia SXを接続)

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 タブレットとHDMIで接続(On-Lap1301・1302では表示不可だったThinkpad Tabletで確認)

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パソコンとVGAで接続(ThinkPad T420sと接続 T420sは1600 * 900)

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操作パネルで何が設定できるか?(ちなみにタッチパネルの感度はOn-Lap1302に比べものにならないくらい敏感になりました。)

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外観(大きさ・薄さ等)

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別売りのカバーの色味(付属品は黒、フィルムはがしてません。)

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PCとUSB一本で接続できる便利な14型ThinkVision LT1421との大きさ比較

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On-Lap2501M レビュー 仕様 比較編 HDMI MHL正式対応 バッテリ搭載HDMIモニタ 

テックウインドからGeChic製のOn-Lapの最新シリーズ「On-Lap 2501M」の日本発売が正式決定したようです。On-Lap1501を見たときにこれはないわ。と一喝した私ですが、今回のOn-Lap2501Mに関しては今までの使い方の他にも応用の幅が広がりそうです。

 

一言でいうなら

方向性はすごくいい!!でもデカイ。On-Lap1302サイズでこのスペックなら更にいい!!

でしょうか。15型であれば、解像度はもっと欲を出してくれてよかったです。

 

 

スマホと実際に接続した写真などの閲覧は「On-Lap2501M レビュー Photo Review HDMI MHL正式対応 バッテリ搭載HDMIモニタ」を参照してください。

 

 

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今までのOn-Lap1301・1302と言えばDVIを変換してHDMIにしていた為に、DVI信号に対応していないHDMI機器だと表示できないなど、モバイル端末としてはややこしい仕様であったと思います。これは設計的にもともとノートパソコンとの連携のみ考えていた為だと担当者が言っていました。

 

 

 

しかし今回の製品なんと

正式にHDMIに対応し、スピーカーまで内蔵しています。

もちろんスピーカーだけでなくAudio Jackもある為、ヘッドフォンを接続する事も可能です。映像ケーブルや専用カバーもすべて付属している為、好感がもてます。

 

 

 

つまりPlayStation3やスマホやデジカメなど、対応機種を気にすることなく使う事ができるわけです。これは素晴らしい進化といえるでしょう。

しかも驚くべきは、バッテリ容量です。今回からUSB給電すらいらなくなりました。9300mAhものバッテリを積んでいます。10時間も稼働できるのは大きな利点でしょう。また地味に応答速度は16msから8msに進化しています。

 

 

 

逆に欠点は解像度です。「1366*768」しかないのは15インチの液晶ディスプレイと考えた場合に致命的です。(開発モデルではフルHD版もあったはずですが、きっと市場に出すには高価だったんでしょう)

ただ解像度が重要で無い場面もモバイルディスプレイなら多いはずです。大きな画面で、画像や映像を共有する使い方の場合にはあまりたいした問題じゃないかも知れません。

※参照:【獨家新品開箱】On-Lap筆記型螢幕2501M

解像度が大きければそれだけ出力側にパワーが必要です。写真をみんなに見せたり、撮った映像を再生させたりするにはちょうど良いディスプレイです。

 

 

 

私が思うに、このディスプレイもっとも使えるのはビジネス用途じゃないでしょうか?省スペースでの商談の際にACいらずで相手方にプレゼンテーションできてしまうわけです。もしかするとスマホ一台とディスプレイだけでも商談をまとめる事ができるかも知れません。

HDMIカメラの画角確認や、映像確認などにも使える気がします。カメラの小さな液晶をみんなで見るのは難しいですからね。持ち運びの面を考えても10時間駆動で1kg程度のディスプレイというのは重宝されるのかも知れません。

※参照:給奇On-Lap2501M 將Android手機變成15.6吋超大平板(工作/影音/娛樂一把罩)

 

カメラという面だけで言えば、Eye-fiカード(無線LAN内蔵のSDメモリ)をカメラの記録デバイスとして使えば、撮った写真を簡単にスマホやFlickrにアップデートできますからスマホとOn-Lap2501Mを繋げてしまえばタッチ操作で写真確認もできてしまいますね。

HDMIに正式対応した事で、対応機種が大幅に増え応用の幅も広がりました。On-Lap1302は軽くて取り回しが良い分、On-Lap2501Mは要塞の様なスペックです。

 

 

スペック比較表(On-Lap2501MとOn-Lap1302) 

機種比較

On-Lap2501M

(今回の要塞モデル)

On-Lap1302

(シリーズ最軽量モデル)

液晶パネル パネルサイズ 15.9″ (16:9) 13.3″ (16:9)
バックライト LED LED
パネル種類 TN(ノングレアパネル) TN(グレアパネル)
最大解像度 WXGA 1366×768 WXGA 1366 x 768
画像ピッチ 0.252mm 0.2148mm
輝度(標準値) 200 cd/m2 200 cd/m2
コントラスト比 400:1 500:1
視野角 (CR>=10) 20(U)/45(D)/45(R)/45(L) 20(U)/45(D)/45(R)/45(L)
最大表示色 262K 262K
応答速度(G toG) 8ms 16ms
入力端子 デジタル

HDMI×1

(内部的にもHDMI)

HDMI x1

(内部的にはDVI)

デジタル

MHL x1

(スマホにだいたいついてるやつ)

なし
アナログ D-Sub15pin×1 D-Sub15pin×1
スピーカー

2x 1.0W(Max.)

(Rated Impedance 8Ω at 2KHz)

なし
外部出力 Audio Jack なし
電源

バッテリ駆動 リチウムイオン9300mAh

(10時間駆動,充電6時間)

USB,ACアダプター

USB給電駆動
消費電力 5V —1.0A~2.0A(最大) 5V —1.0A
本体サイズ (WxHxD) mm

395mm * 260mm * 16.3mm

(フレームカバー時)

334mm * 227mm * 8 mm
重量 1117g(1312g) 654g
付属品 液晶保護カバー(黒)x1
MicroHDMIケーブルx1
VGAケーブルx1
MHLケーブルx1
MicroUSB電源ケーブルx1
ACアダプタx1
スタンドブリック1 x2
マジックベルト x1
クイックスタートガイドx1
ユーザガイドx1
携帯電話スタンドx1

 

HDMI+USBケーブル×1
VGA+USBケーブル×1
日本語クイックインストールガイド×1
日本語マニュアル×1
スタンドブリック1×1
※スタンドブリック2はオプション品です。
備考

共にHDCP 対応

Mac,Windows両対応

 

リーフレットへのリンク(PDF)

On-Lap2501MA datasheet(PDF)

 

価格などはまだ発表されてませんね。

テックウインドからの発表を待ちましょう。

 

2012年11月1日08時

公式の製品ページへのリンクを掲載します。