ThinkStation E30の姿をみて、無骨なデザインに惚れ惚れしてしまうというか。機械いじりが好きだった少年心をくすぐられる何かがありました。シンプルだけど、安っぽさが無いフェイス。そしてThinkStationのロゴがいいですね。
購入時のスペックは
CPU | Xeon プロセッサー E3-1270 (3.4GHz/ターボ・ブースト利用時の最大周波数3.8GHz, 1333MHz, 8MB L3) |
OS | Windows 7 Professional 64ビット |
Memory | 8GB ECC PC3 1333MHz UDIMM |
HDD | 250GB 7200rpm |
Video | NVIDIA Quadro 400 (512MB) |
Disc Drive | DVD ± RW (デュアル・レイヤー) |
IO | USB 3.0 PCI Express x1 アダプター |
IO | eSATAポート |
ですが、個人宅にこんなスペックいるでしょうか?私もエンジニアとして平日は、働いてますが少なくとも職場ではこんな高性能なパソコン使ってませんよ。
実はこんなパソコン使わなくたって、設計図はかけますし仕様書も作れますしコンパイルだってできるのです。
私も子供の時は、きっとエンジニア一人につき一台くらい中央制御室においてあるラックに入った特殊なパソコンを使用して最新の技術を生み出しているのだと信じていました。
もし、
『学校に行くのに必要だから高性能なパソコンがいるんだ。』
なんて夢を追う子供がいるなら有無を言わせずThinkStationE30を机にドンッ!!っと置くような気前の良いオトナになりましょう。そしてこう言ってやるのです。
「これで全部できるぞ。良かったな」 と
その台詞を言った後に、
「えー○○が良かった」と子供が言った場合は少なくともそいつは「YouTube」や「ニコニコ動画」を見たいだけの輩です。あなたの育て方を疑いましょう。
しかし、もっと間違いなのは
こんな高性能なパソコンを大人になってから買って、ゲーム少し遊んだら実家に送ってしまおう。なんて考えてる大人です。少なくともこの大人のせいで実家はパソコンだらけになっていくわけです。
そんな大人はまずBattlefield 3をできるように
- 電源をチェックしてみた所、250W電源が載ってました。えらく省電力なんですね。
- ビデオカードを検討、サイズ的に無理がありますがRH6950-E1GHW/DPがよさそう。
- CPUは・・・いえ、十分すぎる能力ですね。
- メモリは・・・8GB以上使うアプリってなんでしょう。
ということで、手元にある800W電源に交換し、
でかすぎるRH6950-E1GHW/DP
を
スロットに入れますが、実はでかすぎてSATA(6G)ポート2つが物理的に使えなくなります。
しかし今回は残ったSATA(3G)ポートを使用しつつ動作させましょう。少なくともHDDじゃこの帯域は活かせませんし
2つ取り替えて、やればBF3は動かせます。
ちなみに、Windows7 標準のパフォーマンス計測では
こういう結果になりました。やはりHDDがものすごく足を引っ張ってますね。
しかし、BF3はものすごく快適にプレイできましたよ。フルHDでもそれ以下でも高設定に近い状態でプレイする事ができました。(64人マルチプレイ)
なんでお前のところにThinkStationがあるの?という連絡もらったので書いてみたんですが、実はこのマシン。負荷テストとしてBF3を動かしてみただけで実際には誕生日プレゼント用に購入したものです。(積み立てて)
私が機械いじりからパソコンいじりに手を広げたキッカケを作った恩師の為に、「高性能なパソコン」が必要になりました。恩師は根っからの仕事人間なので、何が必要って処理能力だろうと思ったわけです。こいつを仕事に使えるかは別として
もし私が子供だったなら「肩たたき券」を発行するのですが・・・
大人というのはプレゼントも命がけです。いや、命は関係ありませんでした。