On-Lap 1502I USB給電 フルHDマルチタッチ液晶モニタ 【開封編&スペック 】

以前からユーザからのフィードバックを受けどんどん改良を重ねてきたGechic社ですが・・・久しぶりにとんでもない製品をGechicが出してきました。その名は「GeChic On-Lap 1502I 」

 on-lap1502I

 

まさかUSB電源で駆動する・・・フルHDのIPS マルチタッチパネル製品をだしてくるなんて・・・

 

 

さあ!!ざっくりスペック解説

今回のGeChic On-Lap 1502Iは

・15型 高視野IPS液晶

・解像度はフルHD(1980 x 1080)

・マルチタッチパネル(10点) Windows8 対応

・ステレオスピーカー搭載,ステレオミニジャック出力搭載

・USB給電方式

・VESA 100(100mm x 100mm)規格 対応

 

海外では1386 x 768モデルが好まれるのですが、需要が少ない製品を日本向けに出してくれるあたりが嬉しい会社です。

 

 

 

次は、「軽量化」に目を向けてほしい所ですが

今回の製品はあまり批評できないくらい完成度が高いです。だって液晶が綺麗なんですもん。

 

 

開封レビュー本編

まずは「開封編」さっそくパッケージを開封していきましょ!!

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 パッケージは初代から比べると段々と簡素化されていますね。

 

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必ず入ってるといっていいこの梱包布さんはお馴染みですね。

 

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写真では伝わりにくいかもしれませんが、安っぽさはありませんね。綺麗なホワイトです。表面は少しマッドな目な印象でしょうか。

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これは裏側です。(保護シール張りっぱなしですみません)

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裏側にステレオスピーカーが配置されていますね。個人的にはスピーカーは表面に配置して欲しかったです。

スピーカー音量はなかなかなので、裏でも聞こえなくはないですが表だったらもっとよく聞こえますよね。

 

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【端子一覧 】

左から

・ステレオミニジャック(普通のイヤホンがさせる所)

・マイクロHDMI入力端子

・マイクロVGA入力端子 ※専用?

・マイクロUSB端子(電源入力のみ)

・マイクロUSB端子(電源入力兼タッチパネル信号用)

 

 

 

2つあるマイクロUSB入力端子の使い分けに関してですが、

 

タッチパネルとして使用しなければ左側

タッチパネルとして使いたい場合は右側のUSB端子に接続

 

すれば良いです。検証した所、片方だけで十分動きますので

 

 

 端子部もかなり改良が見て取れます。独自コネクタ路線をやめてくれているのは非常に嬉しいです。VGAだけは独自形状のような気がしますが・

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 【付属品一覧】

・電源アダプタ(USB口)

・USB給電ケーブル(二股)※兼タッチパネル信号ケーブル x2

・マイクロHDMI–HDMIケーブル(フルサイズ) x1

・スタンド(液晶土台) x1

・ユーザーズガイド x1

・スタンド用滑り止めゴムx4

・結束バンド的なケーブル止 x1

 

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お、スタンドは今回スタンドブリックじゃなくなったんですね。

 

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 スタンドで調整できる角度は上の写真の通りです。

 

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 ちなみに、付属している2本のUSBケーブルはいずれも二股です。

 

 

 

内容物は見て頂けたとおもいます。スペックを紹介して、次のレビューに進みましょう。

今回はAndroidとの接続やMacBook Pro Retina との液晶比較など紹介していきますからね!!

 

スペック

Name On-Lap Touch Monitor 1502I
Screen size 15.6″ IPS LCD (16:9)
Touch screen Capacitive touch screen,10-point multi-touch
Resolution 1920×1080
Power 5V—2.0A
Speaker 1.0W (Max.) x 2
Color Black/White
Dimension 430.4mm x 248.3mm x 9.9mm
Weight 1350g
Standard Accessories Micro USB-B tO USB-A(A)-Y Cable x 2
Micro HDMI-A tO HDMI Cable x1
Charger (5V,Max.2A) x 1
Stand 4 x1
Optional Accessories Analog Image Input and USB power Y cable x 1
VESA100
HDCP HDCP Compliant
Connection VGA, Micro-HDMI, Micro-USB, Audio Jack
Operating System Windows 8, Windows 7, Android (Driver)
View Angles (U/D/R/L) 80  / 80 / 80 / 80 (degree)
Brightness 220cd/m2

 

 —公式スペックシートのダウンロード

 

 

[レビュー]ThinkPad Helix 辛口だけど今後に期待できる新マシン

Lenovoが新しいタブレットシリーズとしてThinkPad Helixの販売を開始しました。

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・解像度はフルHD (1980 x 1080) 

・10点タッチパネル IPS液晶

・Core i5 ~ Core i7高性能CPU搭載

・バッテリ駆動時間(キーボードドッキング状態で実働7時間)

・重量はタブレット単体で実測827g ドッキングで1663g

・デジタイザーペン対応(お絵かき用というより操作用)

 

スペックを見るだけでも、相当モンスターマシンです。薄さは維持しつつCore i7搭載するなんてコンセプトマシンのような機体ですね。

本体はThinkPad として実用にたる製品であるのか疑問があるくらいのマシンですが、レビューにて確認していきましょう。

 

 

外観

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11.6型ということもあって非常にコンパクトです。見た目と重量とのギャップがあるので、手にとってみると「あれ、もっと軽いと思ってた」とは思ってしまうかもしれません。

でも、この子はギャップを感じるくらい高性能なハイブリッド・タブレットPCなのです。

 

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 画面はIPS液晶で、グレア液晶です。光沢感がある分、映像もだいぶ綺麗に見えます。ただ角度によっては映り込みが激しいのです。

 

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 ThinkPad Helix 本体はThinkPad X1 Carbonの様に全体的に高級感を感じる「触り心地」です。これはきっとコーティングの関係だと思います。またTablet製品にしては珍しく前面にスピーカーがついています。製品に対する設計者のこだわりが感じられますね。

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 【底面】タブレットを外してみると、底面にはIOがずらっと並んでいます。USBなどもフルサイズでありますし携帯のSIMを差すスロットなどもありますね。贅沢なマシンですね。

 

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 【上部】今回一番気になっていた部分です。排熱ですね。この部分は下で詳しく書くとしましょう。

 

 

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【右側面】タブレットマシンらしい側面ですね。勝手にボタンが押されないように凹んでます。ビジネス用としてしっかり設計されてますね。

 

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 びっくりしたACアダプタ、「ちっちゃ・・・軽っ」

今までのでかいACアダプタどこいったんでしょうか。これなら持ち歩きも苦になりません。

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 キーボードユニット(バッテリー内蔵)とドッキングすると、本体性能を120%引き出せるのが「戦隊物」っぽくてカッコいい・・・

 

 

活動限界まであと30秒です!!なんて臨界を迎えたりはしません。

 

 

ちなみに、今までのドッキングステーションのように面倒くさい脱着動作は必要ありません。スムーズに差し込みスムーズにはずしてもパパっと切り替わります。

 

キーボード

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正直キーボードは打ち心地良いですね。トラックポイントもリムを選べない点が気にかかりますが、操作性は良いです。

そしてタッチパットの使い心地も抜群です。

 

 

 

 

しかし、トラックポイントを残してくれたのにあの部分をなぜ残してくれなかった・・・

おねがいしますよ・・・Lenovoさん・・・これだったらトラックポイントキーボードを使ったほうがいいですね。

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スペック・操作性

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全体的に使いやすい印象をもちました。脱着も左側面のボタンを押しながらタブレット引きぬくだけですしね。

処理能力も高いですから、反応速度もよくThinkPad Tablet2で感じた処理能力不足感は微塵もありません。ソフトウェアキーボードも打ちやすいですね。

 

 

排熱・動作音問題

 ハードウェア設計もしている為、あの薄さでCore i7を搭載できるなんてどんだけすごい技術が詰め込まれてるのかとワクワクしてたりもしてました。裏面が微妙に浮いてて全面吸気してたり全面ヒートシンクだったり・・・と発売前はこころを踊らされましたが実際に本体を手にとってみると排熱に関しては

 

 

「Core i7 載せちゃダメじゃない?

ThinkPad X60で散々低音やけどが~って騒がれたじゃない!!」

 

 

って感じの熱さだったりするんです。

タブレットモードのみで使っていれば、まだマシなのですが・・・

 

 

 

例えば室温27度くらいの部屋で、

動画再生しながら放置しておくと、本体は37度程度になってたりします。

 

 

ファイナルファンタジーXIVベンチマークなんて動かそうものなら、1周目で

 

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「あっち!!」

 

これは少し考えたほうがいいかもしれませんね。次作では改善していてくれると非常に嬉しいです。もしくはCore i3とかCore i5モデルに手を付けたい所ですね。

パフォーマンスをとるのか、低発熱をとるのか。これは人によっても違ってくるとおもいます。私はタブレットとして気軽に使いたかったりもするのでThinkPad Tablet2の様に低発熱でひざ上におきながらサラサラと使いたいです。

 

 

ちなみにタブレットモードでベンチマークを動かした場合は

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これ以上はあがりませんでした。タブレットモードでも十分すぎるほど実用的で不満を感じなかった為、私はタブレットモードのみで使いたいとおもいます。

Lenovoハードウェア設計者はフクロウファンだけに拘らず、こういった新しいコンセプトのマシンは新しい排熱設計を採用してほしいですね。タブレットとノートパソコンは基本的に使い方がだいぶ違います。両方できる!!をうたう以上はどちらも快適にしてもらわないと!!

 

 

 

それができないのなら、キッパリ諦めて「タブレット」にしてくれればいいのです。

別売りでスタンドとトラックポイントキーボード買いますから、気にしないでください。

 

液晶の問題点

液晶に関してはフルHDの解像度(1920 x 1080)でIPS液晶しかも10点タッチパネルでデジタイザ対応と良いことだらけなこのマシンなんですが、ちょっとThinkPad X1 Carbonの時と違って疲れやすく感じるんです。

 

 

なぜなの?

裸眼じゃ違いが全くわかりません。しかしカメラを通してみてみるとチラチラチラチラとしている事がわかりました。ずっとチラチラしているディスプレイでは目もつかれてしまうかもしれませんね。

 

もしかして、ロット不良なのかもしれません。ちなみにThinkPad X1 CarbonやMacBook Pro Retinaに関してはそこまで疲れを感じないのですが、これらはなんで疲れないんでしょうね。

 

 

 

 

まとめ

このThinkPad Helixですが、非常に素晴らしい製品です。辛口なレビューにはなってしまいましたが、出始めなんてこういうもんですよね。

成熟度がまだまだ足りない機体ではありますが、非常に魅力的な内容をLenovoは示してくれているとおもいます。そもそもフルHDの解像度のマシンを11型で出してくれるというあたりでだいぶ嬉しいのです。このマシンもとい小型・軽量なモデルでThinkPadとしての要件を満たしている機体が今後増えていくことを願っています。

 

 

 

その期待もこめて悪い所は悪い!!良い所は良い!!でいいんじゃないでしょうか。

ちなみに、社内にThinkPad Helixを持っていったならば35歳~の上司が非常に気に入りThinkPad Helixが数台、社内にも導入されました。

 

 

 

その時の一言は

「思ったより重てえなあ。でも良いなこれ。面白い」

 

 

これって私がはじめてThinkPad触った時に友達にいったセリフと全くおなじなんですよ。

こうやってThinkPad沼にみんな吸い込まれていくんでしょうね。こわやこわや

[レビュー] ThinkPad Tablet2で絵はかける(筆圧感知!!(CLIP PAINT PRO編)

さて、前回の記事ではPhotoShopやSAIでは筆圧感知がきかず絵を描くのに少々無理がありました。おさらいですがその理由は以下の通りです。

 

筆圧感知に関して

実は筆圧感知に用いられているAPIは二種類あります。

・WinTab API (PhotoShop,SAI)

・TabletPC API (Windows,IllustStudio等)

 

ThinkPad Tablet2を含む多くのWindowsタブレットは今のところTabletPC APIでの筆圧感知のみをサポートしている。

前回の記事([レビュー] ThinkPad Tablet2はお絵かきで使えるか?(SAI PhotoShop編) 参照–

 

 

ではTabletPC API対応のソフトであれば筆圧が効くわけです。Lenovo や PhotoshopやSAIの対応を待っていたら創作活動が止まってしまいます。

 

 

ならいっそのこと、これらの古い設計のソフトではなく新たなペイントソフトを使うなんてのはどうでしょうか?もちろんSAIなどはお金のないユーザにとって有難い値段(5250円)ですがTabletPC API対応でかつPhotoShopファイルの読込もサポートしている

 セルシス社製 CLIP STUDIO PAINT PRO

 

などは7000円程度です。実はそこまで高額じゃありません。

Paint Proの環境設定でWinTab APIかTablet PC APIどちらを使用するか選ぶことができます。

新規キャンバス

 

 

筆圧感知も完璧、描いてもらおうか!!

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前回は、あまり乗り気ではありませんでしたが描いた絵を見せると。興味をもってくれたらしくイラストを描き始めてくれました。

 

ThinkPad Tablet2-1

 

普段ペンタブレット(intuos)を使用しているわけですが、ノートに鉛筆で描いているような感覚とは異なるため非常に違和感を感じていたそうです。

 

ペンタブレット欠点(デジタル絵)

1.絵が表示されているのは手元では無くディスプレイである為、違和感を引きづりながら描く必要がある。

2.ペンが触れた時の質感が固い為、紙に描いている時と比べ描き心地が大幅に異なる(ペン先変更・マットシートにて対策済み)

3.描画に遅延を感じる。

4.筆圧感知が優秀であっても微妙なニュアンスを出したいところを表現しづらい。

 

しかし、恐らくこれが液晶タブレットに変わったところで解決できるのは1くらいでしょう。絵は感覚で描いていくため違和感というのは非常に邪魔になる要素の一つです。でもペンタブや液タブに限らずデジタル絵で非常に楽なことがあります。

 

 

それは色塗りです。

 

線画だけであれば正直、紙と鉛筆を超えることはできないでしょう。しかし色塗りは正直デジタルのほうが非常に楽です。これから道具がどんどん進化してもらえれば良いですね。

ペンタブや液タブも昔に比べだいぶ使いやすくなりました。

 

 

 

では現時点でのThinkPad Tablet2の立ち位置はどこでしょうか?

 

 

ThinkPad Tablet2の立ち位置

正直ThinkPad Tablet2は、絵を描くにあたって非常に快適とは言えません。それはある一点の問題です。

 

・CPUの処理能力不足(しかももうちょっと高速だったら問題なさそう)

 

 

まったく使い物にならないわけではないですが、重たい作業(特殊効果)などをするのには全くむきません。

しかし欠点以上に、軽く持ち歩きやすいおかげで気軽に持ち出したり寝っ転がりながら使うことができます。

 

 

この寝っ転がりながら気軽に使えるところに絵描きとしてのThinkPad Tablet2の意味があるのです。

気軽さは非常に重要です。ふとイメージが思い浮かんだとき、ささっと描ける。

 

 

 

 

 ThinkPad Tablet2で

 

影だってつけられるし

ThinkPad Tablet2-2

 

 

 

色だってつけられる

ThinkPad Tablet2-3

 

やはり、イラスト描きの人に描いてもらうと説得力がでますね。1時間もかからずササッと描いてました。

さすがです。

 

 

ThinkPad Tablet2をはじめとするデジタイザをもつWindows Tabletは多くの絵描きのみなさんが注目しています。各社より力を入れてこの市場に目を向けて頂きたいものです。より自然に絵を描けるそんな端末があっても良いと思います。

 

ThinkPad Tablet2を手に取って是非使ってみてください。絵を描くという視点で考えた時にこの軽さやサイズは非常に魅力的です。

 

 

 

 お金に余裕があり、絵描きの妹がいてプレゼントをしたい兄貴があなたなら以下の物をプレゼントしてあげてください。

 

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