Andorid ThinkPad Tablet 1838CTO Root化 (Root 権限 取る)方法が公開された。

遂にThinkPad TabletのRoot化方法が公開された。XDA等でもちょこちょこ話は出ていたものの、ThinkPad TabletでRoot化する利点が感じられなかった私は試すに至らなかった。(Android 4.0へのアップデートが公式的に約束されている中、Root化する事でアップデート提供を受けられないなどあっては困るからだ)

 

 

しかしながら、Root化で受けられる恩恵がないわけではない。Root化する事で便利になる事は多いのだ。しかし故障しても何しても自己責任だ。

 

 

 

さあ、方法だが

2012年1月22日にDan RosenbergさんのBlogで公開されている。

http://vulnfactory.org/blog/2012/01/22/rooting-the-thinkpad-tablet/

また元となったフォーラムも貼り付けておこう。(彼等の様な技術者への寄付もお忘れ無く)

http://thinkpadtabletforums.com/thinkpad-tablet-root-hacks-mods-and-development/complete-setup-guide-android-sdk-and-adb/

 

 

今の所Windows パソコンを持つユーザのみ対応のようだ。

方法は以下の通り

  1. 最新のADBドライバをWindows PCにインストールする。(参考サイト)(キャッシュ)
  2. ThinkPad Tabletの設定 → アプリケーション → 開発 →  USBデバッグにチェックを入れる。
  3. Root化する為のWindows用ソフトウェアをダウンロードし、解凍する。(キャッシュ)
  4. ThinkPad TabletとWindows PC間をUSBケーブルで接続する。
  5. ThinkPad TabletがWi-fiに繋がっている事を確認する。
  6. ThinkPad Tabletの画面ロックが外れている事を確認する。
  7. Windowsのデバイスマネージャを開き、ThinkPad Tabeletを選択しドライバの更新を行う。この時に指定するのが1のADBドライバ。
  8. ThinkPad TabletがADBデバイスとして接続されているか確認する。
  9. 3でダウンロードし解凍したフォルダを開き、「run.bat」を実行する。

 

素晴らしい簡単さ。これでRoot化され、アプリケーションの中にSuperuser がある事も確認できるだろう。私はまだRoot化する気はないが(メリット的な意味合いで)Root化によってやりたい事があるユーザは上記の方法を試してみると良いだろう。

 

 

しかし、Root化はいばらの道。何かあっても誰も責任などとれない事だけお忘れ無く。

オークション で 購入 した ThinkPad の 保証 に関して

ThinkPadをオークションで購入したという方も最近は多くなっているようですが、個人から購入した場合は「1年保証が有効」かなんて保証面で気になってしまう方も多いはず。安く購入したのにも関わらず保証まで気になるなんてのは、ワガママな話ですが実際にどうなるのかLenovoカスタマーセンターに聞いてみました。

 

 

ぷるるるるる・・・ぷるるるる・・・・・

 

 

 

 

 

 

ただいま大変混み合っております。しばらく・・・

 

 

 

 

 

 

 

しばらく・・・・

 

 

 

 

 

 

しばr。。らく

 

 

 

 

 

かゆ・・・うま・・・・・・・・・

 

 

「拡張保証契約について確認してる所なのですが、一つ確認したい事がありまして」

カスタマ「はい」

 

 

 

「ThinkPad 本体(直販 CTOモデル)をオークション等で購入した場合、1年保証は有効ですか?」

カスタマ「オークションですか?えっと、ちょっとお待ちください」

 

 

「(やっぱりそんな事問い合わせる奴いないのか)」

 

 

 

 

 

カスタマ「はい、有効です。」

 

 

「(有効なのか・・・でも昔ThinkPad Clubで窓口によって違うとか言ってたな。委任状とか)」

 

 

 

 

「窓口によって対応が異なったりはしないですか?友人が保証が受けられないと言っていたのですが」

カスタマ「そんな事はあり得ないと思いますが、少々お待ちください確認してきます。」

・・・

 

 

 

 

 

カスタマ「シリアル番号での管理しておりますので、窓口が異なった場合でも保証に関してこちらの窓口にて対応しておりますので保証を受けられないという事はありません」

 

 

 

 

「という事は通常保証1年の範囲内であれば、拡張保証を別途購入して申し込みもできるという事ですか?」

カスタマ「はい、通常保証1年間内であればお申し込み頂けます。用紙を送付致しますので、お客様の情報を登録し返送して頂く必要があります。」

 

 

 

 

「なるほど、拡張保証などの追加保証申し込みの際は現在の所有者の情報を登録する必要があるんですね」

カスタマ「はい」

 

 

 

「1年保証中に自然故障で壊れてしまった場合はどうすれば良いですか?」

カスタマ「シリアル番号と現在のお住まい・ご連絡先をこちらに知らせて頂ければ対応がとれます」

 

 

 

「委任状等も必要なんですかね?オークションで購入した場合」

カスタマ「必要ありません。」

 

 

 

「わかりました。ありがとうございます。では拡張保証購入を検討してみたいと思います。」

カスタマ「本日はお問い合わせ頂きありがとうございました。」

 

 

なんか、ThinkPad Clubで様々書かれていた事と異なり結構あっさりと大丈夫といわれてしまって拍子抜けしていますが、そもそもどういう経緯でThinkPadを購入したにせよ。保証が受けられないなんておかしい事ですよね。

 

 

今回のまとめ(2012年1月24日時点)

・オークションで購入した直販 ThinkPad モデルの1年保証は有効で、特にオークションだとか譲渡しただとかそういった事を伝えずに「シリアル番号と現在の住所等」をカスタマーに連絡すれば自然保証の範囲内で保証は受けられる。

 

・オークションで購入したThinkPadの1年保証が有効なうちは拡張保証等の保証を別途購入し適用する事も可能である。

 

おそらく、拡張保証などに関しては譲渡する場合、委任状だったり保証受けられないとかそういう事がでてくるのかな?まあそれもおかしな話だけども。もし心配な人は直接問い合わせてみるのもいいかも知れないですね。ただ、あんまりにも問い合わせ時に法律家ぶって話したりすると「めんどくさい人」と思われて保証適用外にされちゃうかも 笑

 

 

 ※この記事は2012年1月24日に投稿されたものです。この場で触れているThinkPad Club の記事もリンクとして貼っておきますね。

オークションで購入したパソコンの保障について

 

しかしながら、業者でなく個人からThinkPadを購入するというのは相当なリスクが発生します。私も個人で買ったThinkPadを家族や親戚にあげちゃったりしていますが本来はそれぞれが購入するべきなのです。(私の地元は田舎なので私しかパソコンに詳しくなく、代わりに買ったりあげてみてThinkPadの良さを知ってもらったりしていますが)

 

安いからといって、オークションからの購入をさけた方がトラブルに見舞われた時に困らないのではないかと思います。

近日中にT420sのレビューをしますね。

需要が無いが、ThinkStation E30にRadeon HD6900載を載せてみた。

ThinkStation E30の姿をみて、無骨なデザインに惚れ惚れしてしまうというか。機械いじりが好きだった少年心をくすぐられる何かがありました。シンプルだけど、安っぽさが無いフェイス。そしてThinkStationのロゴがいいですね。

Think_mini

 

購入時のスペックは

CPU Xeon プロセッサー E3-1270 (3.4GHz/ターボ・ブースト利用時の最大周波数3.8GHz, 1333MHz, 8MB L3)
OS Windows 7 Professional 64ビット
Memory 8GB ECC PC3 1333MHz UDIMM
HDD 250GB 7200rpm
Video NVIDIA Quadro 400 (512MB)
Disc Drive DVD ± RW (デュアル・レイヤー)
IO USB 3.0 PCI Express x1 アダプター
IO eSATAポート

 

ですが、個人宅にこんなスペックいるでしょうか?私もエンジニアとして平日は、働いてますが少なくとも職場ではこんな高性能なパソコン使ってませんよ。

 

Think2_mini

実はこんなパソコン使わなくたって、設計図はかけますし仕様書も作れますしコンパイルだってできるのです。

 

 

 

私も子供の時は、きっとエンジニア一人につき一台くらい中央制御室においてあるラックに入った特殊なパソコンを使用して最新の技術を生み出しているのだと信じていました。

 

 

 

 

もし、

 

 

『学校に行くのに必要だから高性能なパソコンがいるんだ。』

 

なんて夢を追う子供がいるなら有無を言わせずThinkStationE30を机にドンッ!!っと置くような気前の良いオトナになりましょう。そしてこう言ってやるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これで全部できるぞ。良かったな」

 

 

 

 

その台詞を言った後に、

「えー○○が良かった」と子供が言った場合は少なくともそいつは「YouTube」や「ニコニコ動画」を見たいだけの輩です。あなたの育て方を疑いましょう。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、もっと間違いなのは

こんな高性能なパソコンを大人になってから買って、ゲーム少し遊んだら実家に送ってしまおう。なんて考えてる大人です。少なくともこの大人のせいで実家はパソコンだらけになっていくわけです。

 

 

 

そんな大人はまずBattlefield 3をできるように

  1. 電源をチェックしてみた所、250W電源が載ってました。えらく省電力なんですね。
  2. ビデオカードを検討、サイズ的に無理がありますがRH6950-E1GHW/DPがよさそう。
  3. CPUは・・・いえ、十分すぎる能力ですね。
  4. メモリは・・・8GB以上使うアプリってなんでしょう。

 

ということで、手元にある800W電源に交換し、

DCIM1142_mini

でかすぎるRH6950-E1GHW/DP

DCIM1144_mini

DCIM1139_mini

スロットに入れますが、実はでかすぎてSATA(6G)ポート2つが物理的に使えなくなります。

DCIM1138_mini

しかし今回は残ったSATA(3G)ポートを使用しつつ動作させましょう。少なくともHDDじゃこの帯域は活かせませんし

DCIM1136_mini

2つ取り替えて、やればBF3は動かせます。

ThinkStationE30-4

ちなみに、Windows7 標準のパフォーマンス計測では

ThinkStationE30

こういう結果になりました。やはりHDDがものすごく足を引っ張ってますね。

 

DCIM1066-2

しかし、BF3はものすごく快適にプレイできましたよ。フルHDでもそれ以下でも高設定に近い状態でプレイする事ができました。(64人マルチプレイ)

 

 

 

 

 

なんでお前のところにThinkStationがあるの?という連絡もらったので書いてみたんですが、実はこのマシン。負荷テストとしてBF3を動かしてみただけで実際には誕生日プレゼント用に購入したものです。(積み立てて)

 

 

 

私が機械いじりからパソコンいじりに手を広げたキッカケを作った恩師の為に、「高性能なパソコン」が必要になりました。恩師は根っからの仕事人間なので、何が必要って処理能力だろうと思ったわけです。こいつを仕事に使えるかは別として

 

 

 

 

もし私が子供だったなら「肩たたき券」を発行するのですが・・・

大人というのはプレゼントも命がけです。いや、命は関係ありませんでした。