Xperia AX SO-01Eのおサイフケータイ機能(FeliCa/NFC)の不具合のその後

前回は、Xperia AX SO-01E おサイフケータイ機能(FeliCa / NFC)の不具合について調べてみました。

 

やはり私の環境でも、FeliCa/NFCの不具合やスリープ死は発生しました。正直この頻度であれば「リコール」するべきであろうとおもいます。感度面では、正常に動作していたXperia SXと大差ありませんでした。

 

この事からも「かざし方」の問題で済ましている公式発表には違和感を感じています。

 

 

 

あれから、Docomoショップへ

docomoショップで状況を説明すると、即時交換処理となったのです。その後実はピタッと症状がでなくなりました。

 

 

一般的に「個体差」と呼ばれているのはこの事か?とも思いましたが、どうやら違うようです。

 

なぜそう思ったかというと明らかにこの2つの製品受け取り時に違いがありました。

 

A:私の最初に買ったXperia AX

・製造は2012年11月

・Xperiaのシステムアップデート適用前状態

 

 

B:新しいXperia AX

・製造は2013年1月

・Xperiaのシステム最新アップデート適用済み状態

 

もしかして、上書きアップデートじゃ問題を残してしまうのでは?パッチじゃなくてフルワイプ(全消去)状態でROMごと書き換えてしまっていれば解決する問題だったのではないか。と疑問が残る結果となりました。

8414035538_f34482c065

8416754106_fb18864bd4

 

 不具合は治ってしまったのか?

使って1周間たちますが、どのリーダーライタでも問題は起きていません。もしこれがハードウェア的な個体差なのだとすれば、それは個体差で済まない「只の不良です」

 

 

 

もし、不良が出ているユーザがいるとしたら迷わずdocomoショップに相談しにいくべきだと思います。

地方のdocomoショップは、真摯に対応してくれない場合が多かったりします。その場合は別店舗にいきましょう。

 

 

ユーザ側で声をあげなければ、今回のように十分にテストされず出荷されるようなことが出てきてしまいます。ソニーが好きなら、声をあげ。ソニーが嫌いでも、声をあげましょう。

 

 

※ただし不具合出てないのに、声をあげる必要はないですしプリインストールアプリをむやみやたらに無効にしている人はそれが問題になっている可能性がありますから気をつけてください。

Thinkpad X200 シリーズ のマニアックな修理話。 液晶のバックライトがつかない編

今回は非常にマニアックな話になるので、全裸で半田ごてもっている人 以外は帰ってもらった方がいいかも知れません。

 

 

 

最近はAndroid OS開発などに時間を奪われていたりするのですが、そんなバタバタしてる時にもやってくるのは修理の話。

特にバックライトがつかなくなったんだけど、なんて話が多かったりします。みんな実は改造しまくって壊しちゃってるんじゃないの?

 

今年に入って4件もバックライト系の不良相談を受けました。どの件でも共通していたのが基板の一部のヒューズが飛んでいるという点です。もちろん何もしない状態でヒューズが飛ぶなんて事はありません。

 

Thinkpad X200の基板全体

 

4台ともぶっ飛んでたヒューズ(写真では既にヒューズを取り外した状態)

 

 

どうやら、液晶周りをいじろうとして吹っ飛ばしたんじゃないかな。と思ったりしてます。億劫がる人は、バッテリとか外さないまま点灯確認したり手順に粗がでますからね。通電している状態でキーボード端子なんかを抜き差ししても吹っ飛ぶので注意が必要です。

 

逆にバックライトがつかなくなっておかしいと感じたら、この部分の導通は確認しても良いかも知れません。

4代はこのヒューズ部分の交換を行う事でなんの問題も無く動作しました。他には汚れなどがありましたが、清掃して返しましたよ。長持ちする製品ですから大切に使いたいですね。

 

 

 

 

 

Google Wallet で決済できなくなった。問題解決した。

前回

「Google Wallet で決済できなくなった。(使えなくなった)」

でGoogle Playでアプリも何も買えなくなったことを報告していましたがやっと解決しました。長かったです。

 

 

まず、結論から言うと「Google Walletのシステム側でロックがかかっていた。」とのことでした。

 

これは日本のチームからの回答ではなく英文でメッセージが届きました。Google側で不正な処理を検出するために高度なリスクモデリングを採用しており、今回はそのフィルタにひっかかった為、決済情報が正しくても決済ができない状態が続いていたのだということでした。これはユーザ側で抜け出す方法がないため、私のように引っかかってしまった場合は問い合わせを行う必要がありそうです。

 

 

まあ確かにNexus7を5台以上も買ってたりすると、不正に利用されていると思われても仕方ないのかもしれませんね。逆にNexus7を5台も買うような不正な客が現れた場合にはきちんとロックしてくれるという事になります。

 

 

 

結論から先に出してしまいましたが、解決法としてGoogle Walletに登録しているクレジットカード情報と住所などの個人情報が正しく入力されているならばGoogle Walletサポートデスク」に問い合わせる。ということですね。(Google Playサポートデスクではなく)

 

 

ただし、解決するまで1~2週間程度かかってしまうかも知れません。アプリ安売りの時期にこのトラブルが発生しGoogle Wallet側に購入履歴があってもGoogle側は対応してくれない。と公式に回答が返ってきました。このトラブルが発生した場合ユーザ側はだいぶ不利益を被る形となりますが、これは不正利用を検出するためなんだ!!と言われてしまうと

 

「そ、そうか・・・じゃあ仕方ないよな。。。。」

 

 

としか言えません。

 

 私の場合、先にGoogle Playチームに問い合わせを行った後にGoogle Walletチームに問い合わせを行う形になったので3週間程度復帰に時間がかかってしまいましたが、最初からGoogle Walletチームに問い合わせをすれば解決も早そうです。そして日本の問い合わせ窓口は、おおよそ当たり前の事以外何も知らないようです。最終的な技術的なことはやはり海外拠点で対応される形のようですね。