ThinkPad SATA ハードディスクドライブ・ベイアダプター3 43N3412 レビュー (Thinkpad T420s)

実は既に

T400s とThinkPad SATA ハードディスクドライブ・ベイアダプター3(43N3412)

というレビューで非常に詳しくレビューされている方がいらっしゃいますが、今回はThinkPad T420sでの使用を前提に書いていこうと思います。

 

R0011071

2012/01/31にLenovo直販で注文し2012/02/08に箱が届いた。

R0011072.JPG

ハードディスクドライブ・ベイアダプターと説明書だけが入っている。そもそも他には要らない。

R0011073.JPG

意外と重量感があります。重さは81gありました。

R0011074.JPG 

アダプタに内蔵できるHDDですが、T420sの場合であっても7mm ~ 9.5mmのHDDやSSDが内蔵可能となります。(Lenovoに確認済み)

R0011076.JPG

T420sに予め内蔵されていた 45N8145 (7mm版 intel SSD 320 160GB)を内蔵してみるとだいぶ高さに余裕があるようです。まあ7mmなので余るのは当たり前ですが・・・

ちなみにセット後の重さは157gです。

R0011075.JPG

別角度から撮影

R0011079.JPG

最初から内蔵されていたDVDスーパーマルチドライブと一緒に撮影。少なくとも家以外で光学ドライブを使うことはあまりありませんのでベイにはバッテリやHDDなどを入れて使うのが良いでしょうね。もちろん軽量化を狙いダミードライブを入れても良いでしょう。

6846615597_bed1390308_o

ThinkPad T420sではこのベイアダプター類を外すことも簡単になりました。ロックスイッチをスライドさせて、この間にインジェクターをずらす方法で簡単に取り外しできます。

 

ちなみにT420sの場合ですが、内蔵がSATA3なのに対してベイはSATA2です。(Lenovo確認済み)

 

ベンチマークもおこなってみました。

まずは内蔵のSATA3接続時の45N8145 (7mm版 intel SSD 320 160GB)

(参照:SSD Intel 320 VS CT256M4SSD2 ベンチマーク)

 

ThinkPad SATA ハードディスクドライブ・ベイアダプター3 43N3412 (SATA2)接続時の45N8145 (7mm版 intel SSD 320 160GB)

INTEL SSDSA2BW160G3L_43N3412

スコアが下がると思ったら逆にあがってますね。これは恐らくシステムドライブとして使用していないフォーマット直後の状態だから良いスコアがでるのでしょう。ベイ用にはSATA2 SSDか大容量HDDなどがよさそうですね。

ThinkPad T420s SSD Intel 320 VS CT256M4SSD2 ベンチマーク

ThinkPad T420sは薄型で搭載できるSSDも7mmのものに限られる。今のところLenovoが標準で搭載しているSSDはIntel 320(SATA2)だしせっかくだからSATA3対応のSSDにかえてあげたい。

 

 

そこでCrucial製の SSD M4 256GBモデル(CT256M4SSD2)を購入しました。

これから購入される方はファームが更新されているはずなので、これから導入という方は最新のファームへ更新することをオススメ致します。

 

 

今までThinkPad X200などでも東芝SSDなどを使用していました。それでも速いと思っていましたが容量面では満足できるものではありませんでした。

TOSHIBA THNS064GG2BBAA

TOSHIBA THNS064G

 

そして、ThinkPad T420s 直販モデル160GB SSD

INTEL SSDSA2BW160G3L

intel 320 Series SSDSA2CW160G3K5

 

いま考えてみると、これでも満足な速度ですし容量なのですが人間というのは欲が出てしまいます。

 

m4

Crucial CT256M4SSD2

 

 

 

起動時間ですが、電源断状態からスタートアップに登録してあるChromeが起動するまでのタイムを測って見ました。

 

intel 320 Series SSDSA2CW160G3K5

56秒

 

Crucial CT256M4SSD2

37秒

 

なぜかグラフィックスコアも改良されたWindows エクスペリエンス インデックス

kyo

 

なぞは深まるばかりだ。。。

現在Skyrimインストール中

Crucial m4 update ファームウェア アップデート 0309 CT256M4SSD2

 

こちらのサイトにアクセスして最新のファームウェア(Ver:0309-2012年2月4日時点)をダウンロードします。公式マニュアルもちゃんとありますので確認しても良いでしょう。日本語のものを見つけました。

M4update

 

256GB Crucial 2.5″ m4 SSD Part CT256M4SSD2 and CT256M4SSD1という所ですね。もし違う容量の物をご使用なら該当のファームをダウンロードしてください。

 

 

ファイルを解凍して

Crucialm40309

 

中身のISOファイル(ディスクイメージファイル)をCD-RまたはDVD-R等に焼き込みます。Windows7だと標準でISO焼き込み機能があるので楽ですね。

Windows7での書込

 

焼きこみが完了したら、ディスクを抜きパソコンをシャットダウンします。

m4 SSDをパソコンに組み込み

その後パソコンの電源を入れて、「F2」か「Delete」を押しBIOS設定を行います。

 

まず、DVD/CDドライブから起動できるようにBoot順番を確認

R0011037.JPG

CDドライブ等が上位になるように設定します。既にHDDやSSDより上にある場合は設定しなくても良いでしょう。

 

 

その後、SATA Controller ModeをAHCIからIDEモード(Compatibility)に変更します。

R0011038.JPG

 

BIOSの設定情報を保存し、先程作成したディスクをセットして再起動します。

 

すると

R0011040.JPG

現在のファームウェアバージョンが表示され、新しいファームへファームアップするか問われますので、

yes

と入力してEnterキーを押します。しばらくするとFinishedと表示されます。これでファームのアップデートは終わりです。「Ctrl + Alt + Delete」キーを同時押しして再起動させてもう一度表示させてみるとファームウェアバージョンが変わっている事がわかると思います。

R0011041.JPG

意外とあっさりと終わるものですね。終わったなら先程と同じようにBIOS設定に戻り、元の設定に戻しましょう。

 

 

あくまで自己責任ですが、そもそもSSDはファームウェアアップデートしないと速度がでないとか使っているうちに死んでしまうとか色々トラブルありすぎですよね。まったく困ったものです。